札幌に本社を置く融雪機メーカーのジーテックス社。そのロードヒーティングシステムを当社自慢のIoTコントローラーで遠隔操作+自動運転化に成功したのでご紹介します。
なおこの手法は当社が独自で行いました。ついてはジーテックス社様へのお問い合わせは同社への迷惑となりますので、お控え頂きますようご理解願います。
札幌市西区の某アパート駐車場
今回ご依頼いただいたのは、札幌市内の2件アパートを所有している道内在住の大家さん。
いずれもジーテックス社のロードヒーティングを既に導入されていて「少しでも灯油代を安くしたい。」と悩んでいた所、当社のホームページに辿り着いたとのこと。
機器の紹介
今回導入されたIoT機器を紹介します。

【主な機器】
①:LOSゲートウェイ(スマートフォンの命令を遠隔地から送受信)
②:LAN Bridge (LOSゲートウェイと DIN-RY5-Nの中継装置)
③:DIN-RY5-N (リレー制御および接点感知)
④:アプリはiViewer4
⑤:ジーテックス社の壁リモコン (既存)
それぞれの機器の役割
①:LOSゲートウェイ
電源を投入すると、自動的に「LOSクラウド」と「LAN Bridge」との間に暗号化されたトンネルを作ります。
これによってVPNやポート転送を使わず、iViewer4の命令をLAN Bridgeに届けることが可能に。
当社の看板製品です。
②:LAN Bridge
これも当社の看板製品。スマートフォンからの命令パケットを「③:DIN-RY5-N」に届ける中継ブリッジです。1台で、なんとDIN-RY5-Nを237台も連結できます。

③:DIN-RY5-N
リレーコントローラー。また接点感知もできるので、ロードヒーティングの運転状態を無電圧で受けて、運転中はスマートフォンのアイコンを変えることで運転/停止をユーザーに視覚的に周知させることができます。(詳細は後述)

④:iViewer4
CommandFusoin社のIoTアプリ。自由度の高いレイアウトを作成できます。
今は下記のようにブラッシュアップされております。

①:カメラの画像を表示
②:押すとDIN-RY5-Nのリレーを開閉させます。
③:温度センサーからの情報を表示
④:ボイラーからの運転信号を感知するとオレンジに変わります
⑤:電磁ポンプがオンになると、オレンジに変わります
⑥:タップするとGoogle Sheetsが開きます
⑦:タップすると③の気温などの情報が更新されます。
⑧:タップするとタイマー設定画面に遷移します。
⑨:大家さんのもう1件のアパートのGUI(操作画面)に遷移します。
操作画面について解説
更にiViewe4の操作画面と各機器の関係もご紹介します。
①:カメラ
カメラはアルコム社のRD-CI253を採用。暗所でも赤外線を使わずに明るい画像を抽出できるのが特徴

このカメラ、なんと自動的にftpにキャプチャーした画像を送信してくれる機能がデフォルトで搭載。
ですのでその画像を当社のftpに送信するように設定。一方iViewer4にはブラウザを表示させる機能が備わっているため、①のようにカメラの画像を操作画面に配置することを可能にしました。
②④⑤:DIN-RY5-Nとの接続
②:タップするたびにDIN-RY5-Nのリレーが交互に開閉します。
④:ボイラーの運転出力の端子からの接点を感知。短絡中はアイコンを変えます。

⑤について。ジーテックス社によると④の端子は「余剰運転中」は短絡ではなく開放しているとのこと。
ところが大家さんからは「余剰運転中もなんとか知る方法がないか。」というご要望・・・。
下記のように電流クランプを使うことで余剰運転中もアイコンを変えることに成功。

⑥:簡易ログ
タップすると下記のような画面に遷移します。

⑧:タイマー
タップすると下記のようにタイマー設定画面に遷移します。
・毎朝6時になると②のリレーが閉じます。つまり運転
・毎晩23時になると②のリレーが開放します。つまり停止。

これによって人の行き来が少ない夜間はオフにすることで、必要のない運転時間を削減。
QRで降雪を判別!!
QRの特徴をロードヒーティングに
先ほどのiViewer4の操作画面を見て「なんでQRが写っているの?」と思った方は少なくないでしょう。
私達人間は道路に覆われた雪の量を見て「積もってる」「溶けてる」と判別します。
なんとQRでそれを判別することに成功しました!!(特許:7505724号)

これがフロー
↓以下が本システムのフローです。

もう1件の手稲区はSIMPLE ONESHOT!
冒頭で述べましたとおり、こちらの大家さん、2件導入していただきました。
もう1件の手稲区は下記のとおり、シンプルワンショットと瞬時リレー保持ユニットで完結することでコストダウンを図りました。
↓画面右上がシンプルワンショットでその下が瞬時リレー保持ユニット。

お問い合わせ
当社ではこの画期的なロードヒーティング(とけピタ君)の施工をして頂ける道内のパートナー企業を募っています。
【条件】
・法人化している
・ブログの内容に興味がある人
・電気制御が分かる。 (リレー接点、無電圧接点など)
・施工できる体制がある。
・簡単なITの知識がある。(防犯カメラの初期設定ができる程度)
ご興味のある方は「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせ下さい。