「スマホで自動ドアを開ける?本当に必要?」
「自動ドアをスマートフォンで開閉できます!」と言われても、多くの方が 「え?なんで?」「近づけば開くのに、わざわざスマホで操作する意味は?」 と疑問に思うかもしれません。
実は、私自身も最近までそう思っていました。しかし最近、「静岡の老人ホームの事例を見ました。同じ仕組みを導入したい!」というお問い合わせが増えています。そこで、今回はこの仕組みについて詳しくご紹介します。
シンプルな配線工事で実現!
今回、実証実験にご協力いただいたのは、和歌山市にある和歌山自動ドア販売株式会社さん。
寺岡オートドアの県内トップクラスの代理店でもあります。

今回の実験では、当社の「シンプルワンショット」と「寺岡オートドア社の SOT-70KLCM (軽量スライドドア)」に接続しました。
シンプルワンショットとは?
シンプルワンショット は、当社の看板商品であり、スマホを使ってリレー信号(無電圧接点)を送信できる IoTリレーコントローラー です。これを利用することで、自動ドアなどの電気機器をスマホから遠隔操作できます。

シンプルワンショットの特徴
- リレー端子を4つ搭載
- スマホでこのリレーを制御することで「電気錠」「業務用エアコン」「電動シャッター」「自動ドア」などをスマホで制御できる。
- 接点を感知する入力端子も4つ搭載。機器の状態がアイコンで分かる。
- インターネット経由で遠隔地の操作が可能。
- 上記とは逆で「ローカル環境のみ」での運用にも対応。
寺岡 SOT-70KLCM をスマホで制御する仕組み
結線図と仕組みの解説
以下のように、シンプルワンショット を 寺岡オートドア SOT-70KLCM に接続しました。

・「開扉入力」→「①の無電圧瞬時A接点」を受け取ると、ドアが開く。
・「操作入力」→「②に接続」。
メーカー純正の 標準的な電気信号 を利用しているため、基板の改造などは一切不要 です。
スマホの操作画面
スマホアプリ上では、以下のようなシンプルな操作が可能です。

📌 「開扉ボタン」 を押すと、ドアが開く。
📌 「施錠ボタン」 を押すと、「施錠」と「解錠」が交互に切り替わる。
動画でチェック!
📽 YouTubeに動画をアップしました! 🎥
(チャンネル登録をお願いします!もうすぐ2000人達成です💪)
動画では伝えきれなかったポイント
- 施錠中でも「開扉ボタン」を押せばドア開く
- 施錠中は、センサーが無効になるだけでなく、ドアが物理的にロックされる力を入れても(力を入れても開かない)
- 外・中どちらのセンサーを無効化するか自由に変更可能
- 自動ドア側から「状態信号」を送信できるため、スマホアプリのアイコン表示を変更できる
どんな場所で役立つ?
🏥 24時間稼働の施設に最適!
✅ 介護施設・病院
➡ 面会時間外は施錠 し、不審者の侵入を防ぐ
➡ センサーをオフにすることで、徘徊防止にも活用可能

和歌山地域に「こんなシステム導入したい!」と思われた方は、当社または和歌山自動ドア販売さんにご相談下さい!
関連サイト
・導入事例)ナブコ社の自動ドアをスマホで遠隔操作|静岡厚生会様(静岡市)
・IT管理者の皆様へ
・導入について
・シンプルワンショット特設サイト