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導入事例ブログ) 電池レスリモコン通知システム|コマツカミンズエンジン様

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公開日:2024/07/06

建設重機における世界的企業、株式会社小松製作所のグループ企業『コマツカミンズエンジン株式会社 小山工場 (栃木県)』に、当社の電池レスリモコンを使った通知システムが採用されましたので、事例としてご紹介いたします。

お問い合わせのきっかけ

当社のinstagramをご覧になってDMをくださったのは、同社の安全管理担当者のS様。
週末、たまたま当社の下記のインスタグラムが目に留まって「自社にも導入できる!」と思い、お問い合わせフォームからお問い合わせを頂きました。

工場内の課題

工場内ではベルトコンベアーの空転、パーツの欠品、その他インシデントを各担当者に迅速に伝えなければなりません。
当システムを導入するまでのは以下の2つが手段でした。
①:電話
②:非常停止ボタン

非常停止しボタン

「連絡する敷居を低くしたい。」

S氏が行ったヒヤリングでは、ラインのオペレーターにとって、前述の2つの連絡手段だけでは不十分なことが分かりました。
『①電話』はS氏が思ったよりもオペレーターにとって “ためらい” があるとのこと。
まして『②非常停止ボタン』は、よほどでない限り押すことができない。という意見が挙がったのです。

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(↑「工場内のインシデントの報告の敷居を低くしたい。」そんな中、当社のシステムにたどり着いたS氏)

コマツIT環境にカスタマイズ

本システムの一番中心となる装置、それはエコー総合企画社(石川県)の電池レスリモコン。
押すだけで、各ボタンに予め割り当てられた定型文を送信します。
インスタグラムではLINEで送信しましたが、本システムを採用するにあたってはコマツ社さまのネットワーク担当者のご要望によりTeamsにて送信するようにカスタムしました。

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↑エコー総合企画社の5色電池レスリモコンを14か所のラインに配置。

制御盤

↑本システムの心臓部。電池レスリモコンからの電波を受けて、コマツネットワーク内のAzure VMに転送。Azure VMから次に紹介する3つのタスクを実行するように、当社でプログラミングしました。

タスク1. Teamsで送信

コマツ製作所IT担当者様のご要望により、コマツグループ内の標準で使われているマイクロソフト社のTeamsで送信する仕様にしました。

タスク2. エクセルシートに打刻

Teamsに通知したメッセージをExcel(Sharepoint)にも記録を残すようにしました。
これによってどこでインシデントが発生したか、また対応したのは誰かをログとして残します。

タスク3. マップデザインで表示

「どのレーンで押されたかを一目で分かるようにできないか。」
このご要望に応えるべく、マップデザインで表示するようにしました。アプリはCommandFusion社のiViewer4を使用。安全管理担当者は工場内であればどこからでも各ラインのステータスを一目で確認することができます。

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↑今ではこの画面のことを、「アタック25」と、親しみやすい呼び名で呼び合っています。

まとめ

本システムは、コマツカミンズエンジン社様(小山工場)に以下のメリットをもたらしました。

①:インシデントをワンプッシュで管理者に通知。
②:・Teams ・Excel ・マップ画面、以上3つの手段で確認できる。
③:各インシデントはエクセルに履歴として打刻される。
④:TeamsおよびExcelのメッセージは、担当者がノートパッドで簡単にカスタム可能。

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何よりも、オペレーターが管理者と連絡を取る際の敷居が以前と比べて格段に低くなったこと。
また、工場内においての情報共有のレベルを引き上げることに貢献できました。

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