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【解説】GW-SHORT16でLINE通知する仕組み

GW-SHORT16でLINE通知する仕組み
公開日:2024/08/11

当社のGW-SHORT16はセンサーや各機器からの「無電圧接点」を感知するのが主な機能です。
そのOUTPUTですが、主に2つあります。1つはスマホのアイコンを変えることで、使い手に機器の状態を分からせる。もう1つは、LINEを通知する機能です。今回は後者のLINE通知機能についてです。

GW-SHORT16でLINE通知する仕組み2

上の図にあるとおり、状態を無電圧接点を送信できるものでしたら、何でもLINEで通知することができます。

はじめに

↓下記は当社のいつもの基本的なシステム概略図。
「状態信号(無電圧接点)」をトリガー(きっかけ)にして、LINEを送信します。

GW-SHORT16でLINE通知する仕組み1

「センサーでLINEを通知!!」となると、IFTTT(イフト)と呼ばれるクラウドサービスに対応したセンサーを導入すれば手っ取り早く導入できます。Amazonで数千円で販売しています。家庭用です。

GW-SHORT16でLINE通知する仕組み3

IFTTT対応センサーの違いについて説明すると、どんどんブログが長くなるので割愛します。
当社のシステムは、IFTTT対応センサーに対してズバリ業務用と位置付けています。
「家庭用ではちょっと・・・・。」という方向けの製品(システム)です。その旨ご理解下さい。

ユーザー側の設定画面を紹介

↓下記がユーザーの設定画面になります。なんと80接点 x 2(開 or 閉)で160種類の送信メッセージを設定できます。

GW-SHORT16でLINE通知する仕組み4

この設定画面といい、160という数といい・・・完全業務用ですよね。^_^

設定を解説

①のLINEトークンってあります。これはズバリ送信先にあたります。
「え?送信先って、山田とか、田中じゃないの?」って思ったと思います。
はい、LINE社が運営するLINE notifyというサービスを使って頂けると分かるのですが、実は山田や田中に対して「ここに送る!!」って指定してやると、そのキーが自動的に発行されます。

GW-SHORT16でLINE通知する仕組み5

↑↑↑これをトークンと言います。上記は私個人のLINE Notifyの設定画面です。
宛先を指定して「次へ」をクリックすると、それのトークンが発行されました。前述の専用サイトにコピペするだけです。

②③はショート16が感知した時に送信するメッセージです。

送信する側の仕組み

受けて側の設定が終わりました。つまり本システムは、ショート16が感知(or非感知)したのを、これから紹介する方法で専用サイトに伝えてあげるのです。そうすることで前述で設定したメッセージがトークン宛にLINEで届くという仕組み、ということになります。
その仕組みが下記です。

GW-SHORT16でLINE通知する仕組み6

まとめ

いかがでしたでしょうか?
LINE通知はお客様側にとっては、LINE Notifyから取得したトークンを、当社のLINE送信専用サイトに貼り付けて、あとは送信したいメッセージを入力するだけです。
LOSとのクラウドとの関連付けは不要です。気にしなくて構いません。

アイデアが具体的であれば、あらゆる情報をLINEで通知することが可能です。
また法人限定で、Microsoft Teamsにも対応しています。ご相談下さい。