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【U-GATE物語】トラックドライバー編|山田さんのリモコン問題と定年退職(涙腺注意)

【ドライバーあるある物語】トラックドライバー山田さんのリモコン地獄と解決!
公開日:2026/03/13

東西運送に勤める山田さんは、ちょっとおっちょこちょいなベテランドライバー。
東は東京、西は大阪まで、毎日トラックを走らせている。

山田さんの朝のルーティン

出発前、山田さんはいつも荷台をゴソゴソと探る。

「やばい、リモコンどこだっけ…あった!積荷の横にあった。よかったよかった。この前落として本社のまゆみさんに怒られたばかりなんだよ。」

山田さん

取り出したのは、色とりどりのシールが貼られたリモコンが5本。

5つのリモコン


このリモコンを探すのが朝のルーティン、いや、山田さんは一日何度も行っている。

山田さんのルーティン

  1. 青シール=東京本社
  2. 緑シール=横浜営業所
  3. 黄色シール=名古屋営業所
  4. ピンクシール=京都営業所
  5. 赤シール=大阪営業所

「ここは名古屋だから黄色を押す。無事開いた。よかったよかった。」
しかし山田さんはいつもヒヤヒヤしている。

「しかしなー。わかりにくいよ。いつも肌身離さず リモコン5本も持ち歩いて、どれがどれだか。まぁしかたないか…」

なぜ営業所名を書けないのか。
実はこの5つのリモコン、セキュリティ上の理由がある。
リモコンに「東京本社」とテプラを貼ることは会社から禁止されているのだ。
もしリモコンを落として、拾った人に営業所名が見えてしまったら、その会社の目星がついてしまう。
だから色で区別するように総務のまゆみさんから徹底されている。

でもこれが「ドライバーの地味なストレス」になっていた。

まゆみのダミーポスト作戦

実はこのリモコン問題に疲弊していたのは山田さんだけではなかった。
ある日、ドライバー全員が東京本社に集結、総務のまゆみさんのデスクに押しかけた。

東京オフィスに集結

「まゆみさん、リモコンなんとかしてくれ。」
「俺たちの本業は荷物を安全に届けることだよ。」
「いつもリモコンのことでヒヤヒヤしている。」

実はまゆみさんも内心ずっと思っていた。

– 電池交換のたびに呼び出される
– 紛失のたびに全員分のチャンネルを変更
– 貸し借りが横行して台帳は放置のまま

皆さん、こうしましょう!来週から個人にリモコンを配るのは廃止!全員共通のリモコンにします!

ポスト

一同「『共通のリモコン…』 ってどういうこと?」

ゲートの入口ポストにダミーのポストを置きます。
ダイヤル式の鍵で、全営業所パスワードは共通で1,2,3,4。
その中にリモコンを入れましょう!!

一同「さすがまゆみさん、それいいじゃん!!」

ダミーポスト作戦早くも頓挫

この作戦、最初の1週間は順調だった。ところが事件発生。山田さん、早速やらかす

朝の7時に東京本社を出発して名古屋に向かう山田さん。時刻は9時、ちょうど御殿場付近を通過した山田さん。
至福 のひと時、たばこを吸おうとポケットに手を入れる。すると、、、

「しまった!!東京本社のリモコン、ポケットに入れたままだ!ってことは本社は今ごろどうなってるんだ…」

東名高速

気づいた時にはすでに遅し。東京本社のゲートでは大渋滞。

「おい!リモコンどこだ!!」
「誰だ!リモコンを持って行ったのは?!」
「多分山田さんじゃないですか?」
「山田を探せ!!」

大混雑のトラック

そう。山田さんは悪くない。システムが悪いのだ。

トラックの乗り降りが手間

ドライバーからは新たな不満。
そう。この新システムでは、ドライバーはリモコンを取り出すために、一旦路駐をして降りて、そしてリモコンを取り出してという作業が発生する。

住宅うがい

しかも路駐するため、住宅地にある東京本社はクレームの電話が近所からかかってくるようになった。

まゆみはその応対に追われる。

申し訳ございません。

しかもそれだけではなかった。

そう、パスワード1,2,3,4がついに漏洩したのだ。といってもこれは退職者が覚えたまま退職しただけなのだ。
これはごく必然的な流れで、こうなるのは時間の問題だった。
そう。この方法、やる前から詰んでいた。

まゆみが辿り着いたU-GATE

途方に暮れたまゆみがネットで検索していると、あるページが目に入った。

U-GATE!」
「スマートフォンで操作!IDもパスワードも不要。特定のスマホ以外は完全シャットアウト」
「そんな魔法みたいなこと、あるわけない…」

半信半疑でお問い合わせフォームを入力して送信。翌週、グリーンワークスの技術者が来た。

グリーンワークスの技術者登場

技術者はゲートの配線に「シンプルワンショット」というコントローラーを接続したあと、まゆみ席に移動。まゆみはスマホにアプリをインストールして、「開ける」のボタンを押す。

あれ?ゲートが動かない。グリーンワークスさん、やっぱり詐欺じゃないの?

まゆみさん、先ほどのスプレッドシートをもう一度見て下さい。

詐欺

何これ?私、何も入力してないのに。

そう。スプレッドシートのB列には、まゆみのスマートフォンのUUIDが打刻されていた。

まゆみさん、そのUUIDの隣の列、つまりC列に、自分の名前を入力して下さい

まゆみは「総務部 まゆみ」、と入力して更新ボタンを押した。アプリを再起動して「開ける」を押すと…

ゲートが開いた!!

U-GATEの仕組み

しくみはこう。まずU-GATE用のアプリをインストールしたら、グリーンワークスから指定された初期設定を行う。

するとその初期設定と関連付けられたスプレッドシートのB列に、そのスマートフォンのUUIDが打刻されるのだ。

しかしこの時点ではまだそのスマートフォンでは操作できない。C列に文字を入力することが実質の承認作業というわけだ。

逆にいうと、「入場非許可」にしたい場合は空欄に戻す、或いはその列ごと削除にすればいい。

本当にパスワードも、リモコンも要らない

「すごい。パスワードも何もないのに、このシートにC列に名前があるスマホだけが開けられる。」

ドライバー全員のスマホをUUID登録するのも簡単だった。
各自がアプリを起動するだけでUUIDが自動登録され、まゆみはC列に名前を入力するだけ。

あっという間に完璧な管理台帳が完成した。

山田さんは大喜び

登録を終えた山田さんはスマホをかざして「開ける」を押した。

山田:「これ、本当に助かるよ。起動したら営業所の選択画面がでる。そこから営業所を選択して『開ける』のボタンを押すだけ。万が一紛失しても、ま、俺のスマホだから、心理的な負担がかなり小さくなったよ。」

それから半年後

ベテランドライバーの山田さんが定年退職することになった。
まゆみはスプレッドシートを開き、山田さんの行を削除。

まゆみ「山田さん、なんだか山田さんのおかげてU-GATEを見つけることができて、その山田さんをリストから削除するって、なんだか皮肉なもの。」

山田さん「まゆみさん。ありがとうね!」

山田さんは、返却物にセコムのカードと山田さん用のトラックの鍵をおいて退職した。

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