こんにちは。本ブログは会社のセキュリティーカードを管理している総務の担当者の皆さん、「スマホでも解錠できないものだろうか?」と悩んだことはないでしょうか?
既存のセコムの電気錠をコントローラーの機能を継承したまま、スマホや電池レスリモコンでも操作できる方法をご紹介致します。
まずはあなたの会社の現状の機材を紹介!!
オフィスのドアの前にあるセコムのセキュリティカード。そこにカードをかざすと、「ウィーン」もしくは「カチャン!」と音を立てて、ロックが解除する。
あなたの会社にこのシステムが導入されている場合、必ず以下のシステムが社内のどこかにあるはずです!
①:カードリーダー(これは鉄板ですね!)

②:電気錠コントローラー
①のカードリーダーがあれば、必ず会社のどこかに下の図のどちらかがあるはずです。
EL-C0130とEL-C0270の違いは、旧式か現行かの違いで、電気錠コントローラーの機能自体に大きな違いはありません。
(詳細は割愛)

現状のシステム図
つまり今あなたの会社は、このようなシステムになっています。

スマホや電池レスリモコンで操作するには?
当社のシンプルワンショットを介すことで、「電池レスリモコン」だったり「スマートフォン」からの操作を可能にします。

↓以下のように、シンプルワンショットから電気錠(自動ドア)には命令は送りません(詳細は後述)

※用途やその数によっては、シンプルワンショット以外のリレーコントローラーを推奨することもあります。
シンプルワンショットとは?
スマートフォンからの命令を受けて、無電圧瞬時A接点という電気信号を送信する機器です。
一方、セコムの電気錠コントローラーは、この「無電圧瞬時A接点」という信号を受けることができます。つまりシンプルワンショットとセコムの電気錠コントローラーとは互換性があるのです。

セコムの担当者に設定を依頼して下さい
セコムの担当者に「セコムさんのELCコントローラーを導入しています。グリーンワークスさんのシンプルワンショットという装置を使って、既存の電気錠(自動ドア)に対して、カードをかざしたときと同じ動作をするように、解錠命令を送るための設定を追加して頂きたい。」と伝えましょう。

事前に連絡して頂けましたら、当社からも連絡可能です。
当社のコントローラーを採用するメリット
電気錠・自動ドアを開ける操作アイテムは、いろいろありますが、主に「電池レスリモコン」「スマホ」このどちらかがよく使われます
電池レスリモコンを使ったメリット
その名のとおり、電池交換の必要が永久に要らないという点です。
押したらロックが解錠するリモコンはいくらでもあります。しかし電池レスリモコンの場合、電池の代わりにコイルが入っていて、押した力で発電して電波を出すため、電池交換の手間が永久に要りません。
スマホを使ったメリット
シンプルワンショットを利用した場合、以下のメリットがあります。
①:規格のある電気信号を送ります。(※無電圧瞬時A接点)
※Amazonなどで販売されている簡易ガジェットとは異なり、業務用の規格に準拠した制御方式です。
②:オフラインで利用できる。(WiFiで完結。インターネットが必須ではありません。)
③:スマホの個体識別ID(UUID)で認証するため、より強固なセキュリティで運用できる。
(詳細はコチラのブログもご覧ください)
④:ログを残すことができる。 (ただしGoogle Sheet限定)
工場や倉庫など大型施設においては、スマホが便利でしょう。
オフィスでは、スマホよりも電池レスリモコンの方が、すぐに使えるので便利です。
注意点
当社のコントローラーを利用して解錠した場合、カードをかざしたわけではないので、セコムのシステムにログは残りません。