皆さんこんにちは。前編では、コマツグループの工場で「チョコ停」をボタンひとつでTeamsに通知する事例をお伝えしました。お気づきかもしれませんが、このシステム、世界初なんです(当社調べ)。では、この世界初のシステムが、どうやって巨大企業コマツに導入されたのか。後編では、その裏側をお伝えしたいと思います!
巨大グループのIT環境に、どう適合できたか
コマツグループほどの大企業になると、当然IT環境のルールは非常に厳格です。
どんなに安全管理担当者が「便利だ」と思っても、セキュリティ要件を満たせなければ導入はできません。
デモを見たIT担当者の印象は非常に好意的なものでした。そのうえで、導入に向けた条件が示されることになります。

「Microsoftで完結」が同社の要件
IT担当部門からの導入の条件は「Microsoftのプラットフォームで完結させること」でした。
一方、当社が行ったデモの環境はオンプレミスのLinuxからAPIを実行してLINEで通知。打刻もGoogle Sheet。
打ち合わせを進める中、同社が本システム用のAzure(Microsoft)環境を用意してくださり、そのAzureを使ってTeamsメッセージを送信することになりました。

これが世界初のシステム!
このシステムをおさらいします。
オペレーターが電池レスリモコンを押すと、その電波を受信器がキャッチし、そのボタンの「固有ID」をRS-232CのシリアルテキストでLAN Bridgeに吐き出します。

(撮影は許可を得ております)
メッセージはcsvで簡単に変更可能
どのボタンを押すと、なんとメッセージを配信するかは、CSVで管理するので担当者は簡単に設定することができます。

(電池レスリモコンは、エコー総合企画社のものを採用。電池レスなので電池交換は永久に不要)
Power Automateでエクセルにログを残す!
またExcelへの打刻は、Automateを介すことで、同じメッセージを打刻することに成功しました。
こうして「Microsoftで完結」という同社の要件を、すべて満たすことができました。

(イラストはイメージ)
まとめ
前後編にわたり、コマツグループ工場の導入事例をお伝えしました。
大企業の厳しいIT要件は、既製品の組み合わせでは越えられません。当社は「押した」という物理の操作をMicrosoftに届けてそこから世界でももっともスタンダードとして使われているTeamsというチャットシステムに配信するというシステムの導入に成功しました。
「うちの環境は、セキュリティ厳しいから。」と思われている企業の安全管理担当者の皆様も、ぜひご相談ください。
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