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【省エネ特許】ロードヒーティングの無駄な運転時間を削減「とけピタ君」とは?

【特許】ロードヒーティングをスマホで遠隔操作「とけピタ君」を解説
公開日:2024/11/14

こんにちは。当社が開発しましたロードヒーティング遠隔で操作するシステム「とけピタ君」について解説したいと思います。
先に結論を言いますと、ロードヒーティングの無駄な運転時間を極限まで減らして、灯油代または電気代を削減する画期的なシステムです。特許も取得しております。

ロードヒーティングとは?

ロードヒーティングとは、アスファルトの下に雪を溶かすための熱線(温水パイプ)を張り巡らせて、上からアスファルトを被せます。そのスイッチをオンにすることでアスファルトの上の雪を溶かす装置のことを言います。北海道の人にとっては「知ってて当たり前」の装置です。

ロードヒーティング1
ロードヒーティング-札幌の某歩道

ロードヒーティングの悩みは維持費

上の写真を見て分かるとおり、熱線(温水パイプ)はアスファルト以外にタイルやレンガの下に埋設されることもあります。当然熱効率は激悪です。。。
燃料代 (電気代 or 灯油代)に駐車場オーナーが悩まされているのは周知の事実。

「とけピタ君」の仕組みを解説

(>>とけピタ君の導入をご検討される方はココをクリック)

当然ロードヒーティング各社は、自動運転に近いものを目指しています。その代表的なものが降雪センサー。センサーで降雪を監視して「積もってると判定→オン」「積もってないと判定→オフ」させるもの。
しかし降雪センサーは完全ではありません。例えば下の写真のように壁に取り付けるタイプの場合、降雪センサーの上に水分があるか否かで降雪を判別しています。アスファルトの降雪を監視しているわけではないので、実際のアスファルトの降雪状態状態とマッチしてないことが多々あるのです。

降雪センサー

そこで開発されたのが「とけピタ君」。とけピタ君の特徴は3つ。
その1)既存のロードヒーティングをスマーフォンでも操作可能にするシステム
その2)タイマーによる運転も可能に

スマーフォンでロードヒーティングを遠隔操作

その3)地面にQRをペイントして、その読み取りの可否によって、降雪を判別します。
(特許番号:7505724号)

↑試運転の様子

【ここが特許】
カメラが一定間隔にQRを読みに行きます。
・「読めた」→「雪がない」→「ロードヒーティングを停止
・「読めない」→「雪がある」→「ロードヒーティングを運転開始!

地面にQR(とけピタ君)

↑地面にQRコードをペイント

↑雪が積もるとQRが読めない→運転開始!

システムを解説

当社のSIMPLE ONESHOT(シンプルワンショット)というリレーコントローラーが、スマホの操作信号や、カメラの画像を受けて、ボイラーに「運転」或いは「停止」の命令を送ります。
もちろんロードヒーティングの運転状態は、スマートフォンのアイコンでリアルタイム確認できるので安心。

「ちょろ雪なのに1時間も運転してた。。。泣」といったことを減らすことが期待できるシステムです。
↓↓「とけピタ君」を導入するにあたって、追加した機器達がコチラ。

SIMPLE ONESHOTは、既存のLANに接続してもいいですし。
配線ができない場合、モバイルルーターでもOKです。

SIMPLE ONESHOTの凄い点、それはスマーフォンからの命令を届けるにあたって、VPNやポート転送など必要としない点です。

導入について

導入においては「ロードヒーティング新設時の施工業者様」または「ロードヒーティングのメーカー様」いずれかと当社との間で、仕様確認が必須となります。ご了承下さい。

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