本ブログは病院、介護施設の設備担当者、または自動ドアのメーカー様に向けて書いております。
やむなく専門用語が出ますが、なるべく分かりやすく書きます。
結論)めちゃめちゃ便利かつ安心である
タイトルだけ見ると「自動ドアって近づいたら勝手に開くのに、なぜわざわざスマホで遠隔地から操作するの?」と思ったはず。
↓でもコチラの動画をご覧ください。
理由)不審者の侵入防止・徘徊防止に便利である!
動画をみてお分かり頂いたと思います。スマホでドアを開けられることはもとより、夜間は関係者以外の出入りを制限できる、ということに利便性があるのです。
店舗や診療所と違って、入院施設のある病院や介護施設は24時間365日の勤務体制。
誰が入るか分かりませんし、中から外へ徘徊することだってあります。
それを「時間になるとセンサーを切る」という、意外と原始的な技術で解決を図ります。
↓これらに悩まされている職員は、きっと少なくないはず。
システムは意外とシンプル!
当社のシンプルワンショットという装置で解決!!(商標登録済)
シンプルワンショットは、自動ドアに対して「リレー信号」という信号を遠隔地から送信することができるIoTコントローラー。
リレー信号というのは、メーカーであれば誰でも分かる規格のある電気信号です。
↓実際の設置された写真(静岡県某老人ホーム)
シンプルワンショットのここが凄い!!
1. メーカー問わず導入できる
前述のとおりシンプルワンショットからは「リレー信号」という規格のある電気信号を送信します。
それで動作する自動ドアであれば、どれでもOK。
2. 既存のネットワーク環境はそのままでOK
これは大きいポイント!!
このシステム、あまり大きい声では言えませんが、他社でも探せばできる製品はあります。
しかし以下の下準備を強いられることもあります。
・「固定IPを契約して下さい。」
・「ルーターのポート(セキュリティホール)を1個開けさせて下さい。」
これらは施設の設備担当とは言え、よほど詳しくない限り難しいです。
特に後者においては、ルーターのポートを開けるということは、セキュリティホールを開けるのと同じなのでお勧めしません。
シンプルワンショットはその施設のLANに接続するだけでOK。
【重要】
セキュリティが超強固な施設では、シンプルワンショットは導入できないことがあります。
この場合は、専用のモバイルルーターをご契約いただくことで解決できます。
3. タイマー設定がスマホでできる!
シンプルワンショットは、スマホでタイマー設定が可能。
セットした時間になれば、センサーの配線を遮断!
↓下記は19:00~翌朝9:00の間、センサーを無効にしたときの画面です。
写真で分かるとおり、曜日ごとに時間を設定することが可能です。
【タイマー設定のここが凄い!】
・遠隔地から設定したタイマーは、スマホではなくクラウドに保存されます。
・だからその時間になった時、スマホの電源は切れていても問題ないです。
・平日は9時~19時、土日は10時~17時という、曜日ごとの設定も簡単にできます。
運用上、タイマーを設定できる職員の人数は1,2名に絞るのをお勧めします。
4. 電池レスリモコンからも操作ができる!
「入れていい人がドアの向こうにいる!」そんな時、わざわざスマホを取り出してアプリを開いて・・・。それはそれでスマートではありません。
リモコンで開けることもできます!なのですがそのリモコン、なんと電池レス!!押した力で発電して電波を出すから電池交換が要りません!
↓実際の動画
5. Google Sheetsにログを残せる
自動ドアが下記の動画と同じ「状態信号」を送信できる機構であれば、下記のようにログを残すことができます。
自動ドアメーカーの皆様へ
本システムのご紹介を致します。
シンプルワンショットは、介護施設、工場、融雪装置などで活躍している業務用のIoTコントローラーです。
【スマホというだけで拒絶反応しないようご協力下さい】
当社は小さいながら、大手企業・公的機関・公立大学・某スポーツ強豪高校の体育館などの導入実績があります。
・責任区分は明確になるようにシステムを組みます。
・筆者の私自身、元々は弱電工事の出身です。
ぜひ共同作業にご協力頂きますよう、宜しくお願い致します。
(>>当社の導入事例はコチラ)
一般的な構成
シンプルワンショットはリレー4個搭載していますが、そのうち2個を使います。
・リレー1:開扉用の無電圧瞬時接点
・リレー2:センサー制御用の無電圧常時(連続)接点
↑上記はあくまでもサンプルです。
【御社の仕様に合わせます】
外部入力が無い古い自動ドアの場合、センサーのリレーをぶった切って、シンプルワンショットの入力端子に接続することで、スマホとセンサーを両立することもできます。
とにかく御社の仕様に合わせます!
よくある質問
まずはお気軽にお問い合わせください。
対策1) 職場支給に限定する
対策2) スマホには機種1台ごとに個体識別IDというものが存在します。特定の個体識別IDのスマホでしか使えないようにして、退職するとリストから削除する。
対策3) パスワードを設けて、退職すると変更する。
価格
都道府県、タイマーいる/いらない、など複合的な要素で決まります。
まずはお気軽にお問い合わせください。