看護師・介護士の皆さん。
治療中やケアの最中に「入口開けてもらえますか?」とエントランスから呼び出され、
手を止めて1Fまで解錠しに行った経験はありませんか?
今回は、施設内(院内)のどこからでもエントランスの電気錠を遠隔で解錠できる方法を、実際の導入事例を交えてご紹介します。
事例1:電池レスリモコンで解錠
老人ホームAでは、3Fケアステーションに置いた電池レスリモコンで、1Fのエントランスの自動ドアを解錠するシステムを導入。

(本事例は撮影NGのため、上の写真はイメージ画像)
操作は“押すだけ”なので誰でも簡単。
また、押した力で発電し電波を送る自己発電方式のため、電池交換は永久に不要です。
(ココをクリックすると本事例に近い動画が再生)
事例2:職員用 iPhone で解錠
大阪府の老人ホームBの事例。
職員が通常業務に利用しているiPhoneから、解錠用のアプリをインストール。
その「解錠ボタン」を押すだけでエントランスを開けられるようにしました。

(写真はテスト中のもの)
命令信号の流れ
- 職員のiPhoneの「解錠ボタン」を押す
- 施設内WiFiを経由
- 1Fの当社のLAN Bridgeがキャッチ
- 自動ドアの解錠入力端子に解錠命令が届く
という施設内LANで完結。
強固なセキュリティポリシーのある施設のため、外部と遮断されたローカル環境のみで動作できる点が採用の決め手となりました。
事例3. iPhoneからインターネット回線を使って解錠
静岡県の老人ホームCの例。
時間外はセンサーは利かずにロック状態に
時間外になると、自動ドアのセンサーは利かず自動ドアはロック状態になります。

時間外は担当者のスマホで解錠
時間外に訪問者がインターフォンを押すと、担当職員のスマホに接続。
通話で確認した後、アプリの解錠ボタンを押せば、そのままインターネット経由でどこからでも解錠できます。

これにより、時間外のエントランス無人化に成功。
・夜勤担当者の心理的負担削減 ・施設全体の安全性向上 などに大きく貢献しました。
事例3の動画
3つの事例の共通点
3つの事例はいずれも、
施設ごとの環境・ルール・ネットワーク構成に合わせて最適な方法を選んだ点が共通しています。
共通点
- 事例2のように「外部接続NG」の施設でも対応
- 事例3のように「外部から遠隔操作したい」施設にも対応
- 現場の運用に合わせて“後付け”で柔軟に構築できる
既存のセコム電気錠や施設内のLANをそのまま活用します。
フロアをまたがっていても新たな配線工事が要らない
当社のシステムは、既存のLAN環境をうまく利用致します。
例えば3Fのナースステーションから1Fの自動ドアを解錠するにしても、LANさえあればフロア間の配線工事は要りません。これが導入のハードルを大きく下げることに成功しています。
(下図は事例2のシステム構成)

Youtube
電池レスリモコンやスマートフォン解錠の仕組みは、
以下の動画で分かりやすく紹介しています。ぜひご覧ください。
導入において
- 「うちの施設でもできるの?」
- 「既存のセコムのままで対応できる?」
- 「今業務で利用しているiPhone・iPadでも使える?」
といったご質問が多く寄せられます。
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