ヘアピンNATとは?
ヘアピンNATって何?
ざっくりと分かりやすく説明させて頂きます。
その前に、まずは「ポート転送」の紹介から
もしもあなたが自宅にウェブサーバーを設置して、それを公開する時にポートを使います。
(皆さんレンタルサーバーを使っていますが・・・。そう言ったツッコミどころは一旦置いておいてください。)
↓ルーターの設定例
↓これにって世界中の人にインターネットを閲覧してもらえます。
↑本当にざっくりとした説明です
ヘアピンNATとは「”宅内からWAN側”へアクセスした時でも、ポート転送の設定が生きる機能のこと」を言います。
残念ですがこれ以上簡単に説明するのは困難ですので、恐れ入りますがもう一度ゆっくりタイトルを読み直し頂けますと幸いです。
ポイントは“宅内からWAN側”にアクセスすることです、
一旦ルーターをポート転送することで、LAN側からもWAN側と同じグローバルIPアドレスで接続できるのです。シームレスなので管理する側にとってはありがたいのです。
ところが「ヘアピンNAT非対応のルーター」だと、
上の男性のパソコンはYahooにもアクセスできます。でも自分が作成したサーバーには宅内からのみアクセスできません。
ヘアピン非対応のルーターだからです。実に冷酷です。
ヘアピンNAT非対応はとにかく面倒くさい!!
上のイラストの通り、ヘアピンNAT非対応のルーターだと、待てど暮らせど永遠に宅内のサーバーにアクセスできません。
この場合、仕方ないのでプライベートIPアドレスにアクセスします。
まとめ
ヘアピンNAT非対応のルーターの場合、「宅内にいるとき」<=>「外からアクセスする時」で、アクセス先を変更しないといけません。ハッキリ言って面倒です。
更に、ヘアピンNAT対応ルーターか否かは、メーカーの仕様にも記載されておりません。
↓こちらのブログもご参考下さい。
http://natloopback.web.fc2.com/
これがホームオートメーションを運用する時に、その面倒さが如実に現れます。「その2」で詳しく紹介します。
続いて「その2」をご覧ください
ヘアピンNATとは ?(その2)|ホームオートメーションに活用編