こんにちは。当社のIoTコントローラー「シンプルワンショット」を使って業務用エアコンを操作する際の特徴をご紹介します。
シンプルワンショットとは?
シンプルワンショットは当社が開発したIoTリレーコントローラー。「無電圧瞬時A接点」という電気信号を、スマーフォンを使って遠隔地から届けることができる製品です。これによってスマホでのエアコンのON/OFFを可能にします。

特徴1. メーカー問わず制御可能
業務用エアコンであれば、メーカー問わず「遠方制御アダプター」というユニットが別売りで存在しているはずです。「遠方制御アダプター」はセンサーやタイマーからの信号を受けることで、運転/停止する製品です。
一方シンプルワンショットは、センサーやタイマーリレーと同じ信号を出力することができます。

自動ドアメーカーにとっては「当たり前の信号」を送信します
つまりシンプルワンショットは、エアコンメーカーとっては当たり前の手法を使ってスマーフォンで遠隔地から操作できる正統派のIoTコントローラーである訳です。

シンプルワンショット?そんなよく分からない機器でうちのエアコンを制御して欲しくない。
シンプルワンショットは、前述のとおり、センサーやタイマーリレーと同じ接点信号を出力する製品です。動作しない場合の責任区分は明確です。もし上のことをメーカーに言われた場合は、そのことを主張して下さい。
特徴2. 最大64台のエアコンを制御できる
下記は、ダイキンのとある標準的な遠方制御アダプターの説明書の抜粋です。1個の遠方制御アダプターで最大16台のエアコンをグルーピングできるのが分かります。

一方シンプルワンショットは、1台あたり4台の遠方制御アダプターの制御が可能。
つまり 16(台) x 4(接点) = 最大64台のエアコンを制御することが可能です。
シンプルワンショットと遠方制御アダプターをフル最大活用した例

実はシンプルワンショットにとっては、その相手は「遠方制御アダプター」であるという旨ご理解願います。
特徴3. ON/OFFの「運転状態」が分かる
遠方制御アダプターは、運転中「運転信号」という信号を出力します。
シンプルワンショットは、これを受けることで、操作画面のアイコンを変化させることが可能です。
特徴4. 既存のネットワーク環境でOK!
ここがシンプルワンショットの強力なメリットの1つです。
当社が独自で開発したLOSクラウドを介すことで、設置先のルーターやファイアウォールに一切手を加えることなく、遠隔地からの操作を可能にします。

LOSのメリット
- VPNが要らない
- ポート転送も要らない
- だから設置先のセキュリティーレベルは、そのまま
- 固定IPの契約も要らない
- シームレスな遠隔操作ができる。
- 当社作業員にとっても作業時間が短くて済む
特徴5. タイマー運転ができる!
タイマーの無い無機質な業務用エアコンも、遠方制御アダプターを使うことで
・営業時間の1時間前にオールON
・営業時間の1時間後にオールOFF
ということも可能。

スマホでセットした時刻の設定は、スマホではなく専用クラウドに保存されます。
専用サーバーから時刻になったら、命令信号がシンプルワンショットに届けられます。

特徴6. LINEやGoogle Sheetsにログが残せる!
シンプルワンショットは遠方制御アダプターからの状態信号を「受けた!」「受けなくなった!」によって、LINEで通知したり、Google Sheetsにログとして残すことができます。
↓LINEで記録
↓スプレットシートに記録
温度設定について
前述から「温度設定は?」と思いながら読んで頂いた読者も多いと思います。
当社のコントローラーは、最初に紹介した「無電圧瞬時A接点」以外に「RS232C」「RS485」「IP通信」様々な通信プロトコルに対応しています。
これらの通信プロトコルをメーカー側が開示してくれたら、対応は可能です。
まとめ
費用は機器構成・導入規模によってお見積いたします。お気軽にお問い合わせください。