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【リモートデスクトップ】家から会社のPCの電源を入れたいよ~(泣)

【リモートデスクトップ】家から会社のPCの電源を入れたいよ~(泣)
公開日:2023/07/09

在宅用のノートパソコンやシンクライアントを会社が支給。それを使って社内のデスクの上においてある自分のデスクトップパソコンにリモートデスクトップを使ってアクセス。
この方法でテレワークを運用している会社は多くあります。

【結論】
Remote Wake Proを使えば、安全に確実に、1台で理論上250台のPCの電源を投入できます。

実は効率的な1人でPC2台で運用

経験のない人からすると想像しにくいですが、テレワークにおいて、PCを1人で2台持つ方法は実に効率がいいのです。なぜなら「・セキュリティー ・IT管理者の手間 ・ユーザーの手間」これらを全て両立ができるからです。

ノートパソコンを落とそうが、子供やペットにジュースをこぼされようが、肝心の会社のPCには一切影響はありません。盗まれてもデーターは空っぽ。結局この方法が安全なのです。
在宅用のノートパソコンは、最低限のスペックでOK!!

この運用方法の唯一の欠点!それは電源(泣)

そうなんです。この運用方法における唯一の欠点がパソコンの電源。
この方法で運用している会社に勤めている方であれば、下記の経験をした人は少なくないはずです。

悩んでいるサラリーマン

↑この人あっています!そうです。電源の入れっぱなしは、おかしいのです。

電源入れっぱなしは良くない

単純に電気代が高いです。
その他、GPO(グループポリシー)の割り当てができない、セキュリティーパッチが当てられないなど、電源の入れっぱなしは、セキュリティのことを考えたらいろいろ問題があるのです。

社外からPCの電源をどうやって投入?

ではその問題どうやって解決するか!?
社外から社内のPCの電源を投入する方法はいろいろあります。

方法1. 会社に電話をして頼み込む

親しい人が間違いなく会社にいればいいですが、そうとも限りません。
苦手な人、怖い上司、「またですか・・。」って言われることも。
当然社内が無人の可能性もあります。

謝罪するサラリーマン

方法2.スイッチボット

スイッチボットは下記のYoutbeのサムネイルを見てのとおりで、説明は割愛します。
両面テープが剥がれたり、乾電池が切れたらアウトです。しかも1人1台は非効率です。
「趣向的な製品」というのが私の意見です。

↑こちらはsplashtopさんのYoutube

両面テープが剥がれたり、電池が切れたら誰が交換するのでしょうか?

方法3. 他社製品を使って「社外からWOLを送信」!

WOL(Wake On LAN)とは、マジックオンパケットという電源を入れる命令を対象のPCに配信して電源を投入する手法。
社内なら簡単にできるのですが、社外からとなると、ハードルが上がります。
当社以外の製品の多くは、ルーターやFirewallに手を加えて、セキュリティーホールを開放する作業が必要なのです。
(当社調べ)

Remote Wake Proが解決!!

お待たせしました。当社が開発したRemote Wake Pro(リモート・ウェイク・プロ)。

リモートウェイクプロ最大250台の電源投入

(図をクリックすると同製品の専用サイトに飛びます)

セキュリティーホールを開けずに実現したのがこの機器の凄い所。

命令を引っ張ってくるから安全

他社の場合、WOLの命令を受動的に受けます。
それに対してRemote Wake Proは、それ用のパケットを能動的に引っ張ってくるのです。

皆さん、会社のWiFiにこっそり個人の携帯を接続している人がいたら、少し想像して下さい。
社内LANに接続しても、ポート開放は行っていないのに、家族からのLINEのメッセージはあなたのスマホに届きます。
実はこの時、あたの家族がメッセージを送信したのは、あなたのスマホに対してではなく、LINEのサーバーなのです。
あなたのスマホがLINEのサーバーに常時接続して、そこにメッセージが入ると「来た!」と能動的に引っ張ってきているのです。

Remote Wake Proはその動きとよく似ていると思って下さい。
だからポート開放は要らないのです。

大手企業や公共機関にも採用

Remote Wake Proは、この手法が評価され、大手企業や公的機関にも利用されております。
本機が使用するポートはOUTBOUNDだからです。

ポート開放は要りません。PROXYも通過します。
ポート開放の他、VPN、固定IP、DDNSも要らないのです。
(セキュリティーの高い会社の場合、本クラウドにアクセスする許可する設定をファイヤーウォール側に行う必要があります。)