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Remote Wake Proの仕組み|IT管理者向けブログ

Remote Wake Proの仕組み|IT管理者向けブログ
公開日:2023/01/10

本サイトは、パソコン遠隔電源投入装置「Remote Wake Pro (リモート・ウェイク・プロ)」について紹介したいと思います。

「パソコンの電源を入れる方法」は2つ

パソコンの電源を入れるには、大きく2つの方法があります。

①:指で電源ボタンを押す。(当たり前過ぎるのでこれ以上は割愛)
②:別のパソコンから、電源を入れたいパソコンに対して電源投入の命令を送信する。

Wake On LAN

この方法をWake On LAN(ウェイク・オン・ラン)と言います。WOL(ウォル)と呼ぶ人もいます。
本製品は、WOLの技術を少しだけ応用した製品になります。(基本はWOLを使っております。)

Wake On LANとは?

Wake On LANについて、もう少し詳しく紹介します。
電源を入れられる側のPCは、WOLのための下準備が正しく行われると、PCの電源を切っても下の写真のように、NIC(ネットワークカード)はONのまま生きてスタンバイ状態に入ります。
(ランプが消えるNICもあるので注意。)
そして後述のMagic On Packet(マジックオンパケット)の命令が入ってくるのを、じーっと待機します。

WOLはNICが生きている!

WOLとMagic On Packetのちがい

一方Wake On LANの技術において、パソコンの電源を入れる送信パケットのことを「Macgic On Packet(マジック・オン・パケット)」と呼びます。
同じような使われ方をしますが、Wake On LAN(WOL)はその技術(設定)を全体として指すことが多いです。
それに対して「Magic On Packet」は送信パケットをピンポイントで指す時に使われます。
WOLやMagic On Packetは、何年も前から確立した技術です。

Remote Wake Proで自宅から会社のPCの電源を投入

テレワークにおいて「会社のPCの電源を入れたい!!」って思ったことありませんでしょうか?
まさに筆者は幾度となく思いました。
本製品は、そんな会社経営者やIT管理者をターゲットした製品です。

リモートウェイクプロ

遠隔地から会社のPCに対して前述のWOLを実行することができる製品です。
大手企業や某自治体にも利用されております。
その特徴は「ポート転送が不要」「VPNも不要」という点です。
つまり職場のセキュリティーレベルはそのままで導入できるとう点が他社の製品と違う点です。