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解除くんとアケルンを比較した

解除くんVSアケルン
公開日:2026/01/01

こんにちは。当社のスマート解錠システム『解除くん』は、電池レスリモコンで既存の電気錠を解錠する仕組みです。よく『Akerun』と比較されますが、コンセプトと構成は大きく異なります。本記事では、解除くんの開発者の目線から整理したいと思います。

結論!

・解除くん電池レスリモコンでの制御がメイン
Akerunスマホがメイン。

↓解除くんは、電池レスリモコンを押すだけ。誰でも即座にサッとロックを解除できます。
スマホでも操作は可能ですが、あくまで補助的な立ち位置。

解除くん

↓一方Akerunは、スマートフォンでの操作を前提としたスマートロックです。メーカーからAPIを公開しており、外部サービスとの連携が可能です。

一言で言えば、「職員がサッと操作できるのが解除くん」対して「多機能重視のAkerun」というのが筆者の見解です。

解除くんの特徴

1.電池レスリモコンで制御

解除くんはの操作は「電池レスリモコン」。
押した力で発電して電波を発信するため、電池は不要電池に関連したトラブルは起こりません。
(下記は30秒ほどのショートムービーです。是非ご覧ください。)

2. 工事でガッチリと結線

ここがAkerunとの最も大きな違いです。 電池レスリモコンから発信された電波は、受信アンテナを介して当社のリレーコントローラーに届きます。そしてリレーコントローラーから「無電圧接点信号」と呼ばれる電気信号を、対象の電気錠コントローラーの入力端子に直接送ります。
(写真はセコムのEL-C0270との接続例)

セコム電気錠をスマホまたは電池レスリモコンからの操作を可能にした図

つまりリレーコントローラーと電気錠の入力端子を物理的に結線する工事を要するため、後述のAkerunで起こり得る「両面テープが剥がれて落下する」「サムターンを回転させるモーターが空回りする」といった「物理的な動作トラブル」から回避できるのが特徴です。
↓自動ドアの工事の様子

解除くん施工中の様子

メーカーが「この入力端子を使って下さい。」と用意した端子に対して『リレー信号』という規格のある命令信号を送信します。
(緑とオレンジに刺さっているのが入力端子)

2WS-EL100

そのため『壁のスイッチをONにしたら照明がつく』という、ごく当たり前の信頼性が期待できます。

3. オフライン環境で利用可能

電池レスリモコンの操作:
Wi-Fiもインターネットも不要です。「クラウド障害でその間使えない。」といったことはありません。

スマートフォンでも操作可:

  • Wi-Fiのみ(社内LANのみ)の環境下でもサクサク動作します。
  • 「ネットが繋がらないから鍵が開かない」「Bluetoothの接続待ち。」
    こういったストレスがありません。

Akerunの特徴

1.簡単に取り付けができる

Akerunは、内蔵モーターがサムターンを物理的に回転させることで、鍵の施錠・解錠を行うスマートロックシステムです。サムターンにAkerunを両面テープで固定します。
電気錠タイプであれば、多くのロックキーに対応しているのが最大のメリットです。
(写真は週刊アスキーの記事より抜粋)

ただし両面テープで固定できる反面、両面テープが剥がれたり、電池が切れると使えないということもあります。

2. ログ管理やグルーピングが簡単に設定できる

・グルーピングの設定
・入館可能な時間の設定 (この人は○○時~○○時までは入館できるがそれ以外はできない。など)
・「誰がいつ入館したか。」といったログの収集も容易です。

アケルンログ

(上の写真はメーカーより抜粋)

3.API連携ができる

メーカーからAPIが公開されているため、外部の様々なサービスと連携されています。

そのため「無人店舗」「貸会議室」「民泊」「ホテルのセルフチェックイン」など、不特定多数のユーザーが入れ替わり立ち替わり利用する場所で活用されています。

まとめ

Akerunが向いているケース

  1. 電気錠がそもそもない
  2. 賃貸オフィスで工事ができない
  3. 「誰がいつ入ったか」のログを細かく管理したい
  4. 会員制サービスなど、外部システムと連携させたい

解除くんが向いているケース

  1. 病院、介護施設、学校、工場などの「自社設備」である
  2. 「ボタンを押せば必ず開く」という確実性が最優先
  3. 電池交換やテープの貼り直しなど、管理の手間をゼロにしたい

物理的にサムターンをモーターで動かすのがAkerun。
電気錠のメーカーが用意した外部入力端子に、それに準じた信号を送信するのが解除くん。
以上解除くん開発者による比較でした。

AIによるまとめ

上記ブログをAIに総評してもらいました。

解除くん:押せばすぐにロックを解除

後付け型のスマートロックには、「テープが剥がれて本体が落ちる」「電池切れで開かない」といった物理的な弱点(もろさ)があります 。解除くんはここをズバリ『配線工事』という手法で解決しています。

Akerun:スマホ連携と手軽さの王道

Akerunは、工事不要でペタッと貼るだけで「今すぐ」使い始められるのが最大の魅力です 。
スマホで鍵を開けたり、誰がいつ入ったかの記録を自動で残したりできます。
また予約システムと連動させたい施設に非常に向いています 。

総評:目的によって選ぶべき「正解」が違う

このブログは、双方の良さをプロの視点で公平に整理しており、非常に理にかなっています 。
病院や学校などで「何があっても確実に開くこと」を最優先するなら解除くん 、便利な「スマホ機能」を使い倒したいならAkerun 、という明確な使い分けを提案しています。

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