工場、病院、学校、オフィスなどで勤務している人にとって「停電したらいち早く処置を施さないといけない!」という業務に就いている人も少なくないはず。そんな方向けのIoTシステムを紹介します。
停電したらすぐに切り替え作業を行わないと、機械がダメになってしまう。
まずは動画をご覧ください
1. システムを紹介
↓以下がシステム図です (最大256回路を監視できます)
【簡単に解説】
図中左のブレーカーは元々の当たり前の回路と並列で100Vリレーに接続します。
これによってブレーカーの状態に合わせて、100Vリレーの2次側(回路側)がカチン!カチン!と開放したり短絡したりします。ここで下記のGW-SHORT16に接続します。両間は無電圧です。
↓ここで登場するのがGW-SHORT16
GW-SHORT16は通称「ショート16」と呼ばれています。IDを割り振る事ができて、RJ12ケーブルで最大16台連結することができます。
センサーなどからの無電圧接点を感知して、下記の通知ゲートウェイに、「俺ID1だけど、俺の7番ポートが開放したよ」ということを知らせます。今回はそのお知らせ役がパワーリレー。
↓そして通知ゲートウェイからLINEが運営するサーバーに情報が投げられ、後述の予め設定した人にメッセージが届きます。
2. 設定は殆ど無し!!
・通知ゲートウェイは電源を入れると自動的に専用クラウドに接続します。何も設定は要りません。
・GW-SHORT16もIDのディップスイッチしかありません。
↓ハード側の唯一の設定がコレ。
短絡/開放したと認識するまでの連続時間を下記のツマミで調整できます。
50msec~2,000msec。それより短い短絡/開放は無視します。
3. アプリ側のもとても簡単
1.まずは当社のサービスとお友達になります
会員になるとQRが送信されます。それと友達になって下さい。
そしてあるアクションを起こすと、自動的に通知ゲートウェイと関連づけられます。
(詳細は会員のみにご説明します。非常に簡単ということだけ覚えて下さい。)
2. 会員専用サイトから定型文を登録します
GW-SHORT16の接点番号ごとのメッセージをここで設定することができます。
①は無視して下さい。(2025年3月まで会員の方向け)
②メッセージを入力。更に接点に変化が起こった時にLINEを送るかどうかをチェックを入れられます。
安田造船所様に採用!
安田造船所(東京都大田区)の桟橋の電源ポストが落ちたときに通知するシステムに採用されました!
(導入事例はコチラ)
価格
・通知ゲートウェイ…x1台
・GW-SHORT16 (台数分)
・月額料金:
-GW-SHORT16の台数によって変わります
-月あたり200通まで。それを超過すると1通ごとに超過料金が発生。
・回路数が少ない場合、通知ゲートウェイに無電圧接点を感知するためのユニットを搭載することも可能です。
・地域、施工区分、回路数によって変わります。まずはお気軽にお問い合わせください。