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【事例エピソード】スマホで電動ボラードを操作|グリーンワークスのU-GATE(ユーゲート)が選ばれた理由

スマートフォンで車止めポール(電動ボラード)を遠隔操作
公開日:2025/07/30

こんにちは、昨今のIoT関連グッズの普及で、電動ゲート(電動ボラード)をスマートフォンを使って比較的簡単に開けられる時代になりました。

そんな中、某運送会社のトラックターミナル(以降A社)が、なぜ当社のUGATEが採用したかを紹介したいと思います。

全ドライバーにリモコンを配る!これ非現実的

まず担当者が思いついたのは、全ドライバーに対してリモコンを配布するという原始的な方法。
しかしA社はトラック200台を有します。
全ドライバーにリモコンを配布するとなれば、当然リモコン代もかかります。
それ以外にも「失くした。」「電池が切れた。」「誰かに貸した。」といった課題に必ず直面します。

リモコン

「じゃースマホで操作したらいいじゃん」その落とし穴

「リモコン廃止して、アプリ入れて、IDとパスワードをドライバー全員に配布したらいいじゃん。」

経験したことのない人であれば、誰だってここまでは用意に想像できます。
しかしこれには落とし穴が・・・

1. 運用に管理者は疲弊するのは必須

全員同じIDとパスワードにするのでしょうか?それだと外部に漏れてしまったらアウトです。
退職した人も入れる可能性大です。ということで1人1人にIDとパスワードを発行するのが現実的。

200人規模だと、毎月必ず誰かが「忘れた」「変えて」と言ってくる
→ 管理者が疲弊→この運用方法は1か月で破綻は必至!

パスワード再発行

2. パスワードの貸し借りの常習化

  • ドライバー同士で「パスワード忘れちゃった。」「総務には内緒だよ。」が横行。
  • 退職者がアカウントを保持していたら、不正利用のリスク。
パスワードの脆弱性

ちなみに「スマートホームキット」じゃ無理な理由

こちらが電動ボラードのコントローラー。
既存の機能を継承してスマホでも操作可能にするには、このコントローラーのある端子に対して「無電圧瞬時A接点」を送らないといけません。スマートホームキットでは無理です。コントローラーには当社のシンプルワンショットを採用しました。

電動ボラードコントローラー

 UGATE ならセキュリティと利便性を両立!

そこで当社のホームページをみつけてA社の担当者からご相談頂きました。

UGATEの特徴

  1. 全スマホ同じアプリ!
  2. 全スマホの初期設定も同じ!
  3. IDやパスワードは不要!!
  4. 個人所有のスマホでもOK

まさにA社のご要望にドストライク!

待って!
「同じアプリ」「同じ初期設定」「しかもID もパスワードもいらない」。
じゃぁ、どうやって入ってもいいスマホとダメなスマホを識別してるの?

シリアル番号のような「個体識別ID(UUID)」で識別!

実は皆さんのさスマートフォンには、個体識別ID と言いまして、他のスマホと重複しないユニークなID(UUID)が存在しています。UGATEはこのUUIDで認証します。

UUID

ドライバーはアプリを起動すると、そのアプリは否が応でも専用クラウドに接続。
そしてアプリはそのスマートフォンのUUIDを送信。

【クラウドが行うこと】
・登録しているUUIDであれば→接続許可
・登録されてないUUIDであれば→即切断

以下が管理者が管理する管理画面。Google Sheetで管理を行います。簡単。

スプレッドシートで利用者を管理

ユーザーはアプリを起動すると、自動的に認証クラウドに接続して自身のUUIDを送信。
認証クラウドは登録されていないスマホは、即切断します。

ugatesの概念

退職者のスマホは、フラグを立ててないので、入る事は出来ません。
会社支給でなく、個人所有のスマホでもOKなのです!

まとめ

UGATE は正直UUIDで管理するので、個人宅や少ない数を管理する場所には不向きです。
しかし100台規模となると、リモコンの管理や社内セキュリティに置いてまさにピッタリなサービスと言えるに違いありません。