PCを遠隔で投入できる装置は、当社以外でも実は様々な機種があるのはご存知のとおり。
そんな中、当社の「リモートウェイクプロが」が選ばれる理由を列挙しました。
リモートウェイクプロが選ばれる理由
- 誰がどのPCの電源を入れられるかの「割り当て」が自由
- VPNが要らない
- ポート転送(開放)が要らない
- PROXYが通過できる
- 固定IPが要らない
以上5つが主な理由として挙げられます。
そんな中、PROXYが通過できる理由。これについて説明したいと思います。
クラウドとの接続方向が「中から外」だから
Remote Wake Proがやっていることは、皆さんのスマホがLINEを受信する仕組みと非常に良く似ています。
「LINEが来た!」は間違い?
皆さんが自宅にいて、スマホでLINEを受信する際、自宅のルーターに対して何の設定をしなくてもLINEは届くはずです。
これはなぜか?スマホがLINEサーバーにメッセージが届いたのを感知して即座にダウンロードしているのです。
この時意識して欲しいのが、彼のスマホとLINEサーバーの間の接続の方向です。
スマホからLINEサーバーに向いています。これをOUTBOUND(外向き)接続と言います。
リモートウェイクプロも「引っ張ってくる!」
当社の製品の中で「Remote Wake Pro」という、テレワークにおいて自宅から社内のPCの電源を投入する製品があります。自宅から送信された「WOLの命令(電源投入の命令)」はどうやって社内に届けられるのか?
(図をクリックすると、リモートウェイクプロの特設サイトが別ウィンドウで開きます)
本機は電源を入れると、自動的に専用のクラウドにアクセス。
そして命令が入ってくるのをじーーーーっと待ちます。
この接続の方向が、中から外のアウトバウンド。つまりLINEやメールと同じなのです。
命令が入った瞬間にWOLの命令を社内に実行します。
この時使っているのがINBOUNDポート(内向き)ではなく、LINEと同じOUTBOUNDなのです。
まとめ
Remote Wake Proと他社製品の大きな違いは、接続方向がアウトバウンドである、と言う点はご理解頂けましたでしょうか?だからPROXYも通過できるんです。
これがインバウンドであれば至難の業です。
シンプルだから安定しているので、受注後のお客様から高い評価を得ております。