当社のIoTは、遠隔地から「リレーを開閉」「232Cなどのシリアル信号を送受信」「TCPソケット通信」することが可能です。これにより照明、電気錠、電動ゲート、ヒーターなど様々な電気設備を遠隔制御できます。
しかし、企業によっては「遠隔操作は不要。インターネットを介さず、社内LANのみで完結できるオンプレミス環境で構築できませんか?」というご要望をいただくこともあります。
今回は、その背景とグリーンワークスの優位性について解説します。
セキュリティ
理由は言うまでもなくセキュリティです。
特に工場・病院・学校のような施設のIT管理担当者は、インターネット経由に強い警戒心があります。万が一外部から不正アクセスされれば、工場だと生産ラインや医療設備が停止、医療・教育機関だと個人情報が流出するリスクも有ります。

そこで安心なのが「外部に一切つながらず、社内LANやWi-Fiだけで完結する仕組み」。
(オフラインまたはオンプレミスともいいます)
敷地内の広い範囲を既存のWiFiでスマホやタブレットで操作が可能。
それでいて外部からの侵入リスクは最小化。
そもそも外部からの操作は不要
工場、学校、病院など広大な敷地をもつ施設は、
「家から職場の照明を操作したい」
「既存の社内WiFiで操作デキるだけでも十分便利になる」
といったように遠隔地からの操作は、必要ないのが現状です。

むしろ職員が家から工場の照明を外から操作できてしまうこと自体がリスク。
現場で求められているのは…
- 広大な敷地の中で、移動時間を減らしたい
- 2Fのナースステーションから、1Fの電気錠を解錠したい。
- 工場内の事務所から生産ラインの照明を操作したい
- 職員室から体育館の照明やヒーターを操作したい。
というもの。どれも 「社内で便利に使えれば十分。」 という用途ばかりなのが分かります。
まとめ
遠隔操作が必要なケースもあれば、あえてローカルで閉じたいケースもあります。
グリーンワークスはその両方に対応できる柔軟性を持っています。
「外部と遮断して、既存の社内LANだけで完結したい」このニーズにも応えられる。それが当社の大きな強みです。

今日も様々な職場で基幹システムとして稼働しています。