HAは「ホームオートメーション」の略、JEM-Aは「通信規格」
タイトルの通りなのですが、結論から言うと同じ!です。
HAは「ホームオートメーション」の略。一方「JEM-A」は「日本電機工業会」のことを言います。
このブログを開いた皆さんが思う「JEM-A」とは、本来「JEM-A1427」という通信プロトコルの略を指します。
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しかしスマートホームの業界においては、「JEM-A1427」のことを「JEM-A」と呼ぶのがまかり通っています。
ですからJEM-A1427(通信)用の端子のことを「HA端子」と呼ぶのが正しいのですが、最近はその区別は無くなり「JEM-A端子」と言ったり「HA制御」と言うようになっています。
昔はパルス信号を使って外から家電をON/OFFするのに使われていました。しかしIoTの普及に伴い、このJEM-Aが最近になってまた注目されはじめています。
JEMAは、・エアコン ・電気錠 ・床暖房 ・給湯器 の制御によく使われます。
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下記「新建ハウジング社」の公式Youtubeで取り上げられました。
動画の 09:02 あたりをご覧いただけたら分かりやすく解説されております!!
JEM-Aのメリット
メリット1. 有線式なので確実に操作
赤外線リモコンと違い、有線式なので確実な操作が得られます。
メリット2. ON/OFFの状態が分かる
JEM-Aは運転時、無電圧A接点を返してくれます。(上の図の「IO:状態」がそれ。)
当社では、その信号をコマンドフュージョンのIOポートが感知して、アイコンを変えたり、LINEで通知することができます。(LINE通知には別途Linked Boxが必要)
JEM-Aの注意点
1. ON/OFFの命令しか存在しない
JEM-AはON/OFFの状態を反転にさせる命令(トグル)しか存在しません。 温度の概念もなければ、回路を選ぶこともできません。写真の床暖房の場合は2回路タイプを導入した場合、A,Bどちらが動作するかは、メーカーによって異なります。
2. トグルなので、「ON/OFF」の指定ができない
これは施工側というより、プログラムする側にとってのデメリットです。前述のとおり、「ON/OFF」を反転する『トグル』の命令しか存在しません。
もっと言うと「ONになれ!」「OFFになれ!」という命令が存在しないのです。
例えばスマホに「ON」というボタンを作った場合、
・ONの時は何もしない
・OFFの時は「ON/OFFのトグルを送信」
といったように、「何もしない。」というプログラムを仕込まないといけません。
まとめ
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シンプルジェットは簡単な工事でJEMAを遠隔地から制御できます。