第一弾に続いて第二弾も執筆することにしました。
第一弾では“手離れの悪さ”を指摘しました。今回は、なぜこれが単なる技術不足ではなく「構造的な無理ゲー」なのか、少し愉快で残酷な真実を深掘りします。
スマートホームの「究極とその矛盾」
まず自動車の話をします。自動車の自動運転の究極は明確です。
目的地を入力すれば、最短かつ安全に到着する。これに異論を唱える人はいないでしょう。

スマートホームの究極とは?
自動車に対してスマートホームの究極はどうでしょうか?

①:スマホがリモコン代わり?→もう少し踏み込んでみましょう。
②:部屋に入ると自動的に照明がついてテレビがつく。→これはアパホテルでできています。
③:やはり「人の行動や心を読んで先回りする」ことに行き着くのではないでしょうか?
人の行動や心を読めて実行できたとしても解決しない
しかし、人間は自分でも「今、テレビが見たいのか、寝落ちしたいのか」が分かっていない生き物です。 正解が主観的で、その日の気分で変わる以上、完璧な自動化など理論上あり得ません。

・GPSで駅から自宅に近いと感知すると、お風呂を沸かしてくれる
→ジムやスーパーに寄り道することも十分あり得ます。
・脳波で「眠い」と感知すると寝る支度
→カーテン、照明、テレビが寝る支度をしたら、受験生は集中できません。
・朝になると照明がついてカーテンが開く
→自分へのご褒美の『二度寝』もできなくなってしまいます。
みんな分かってるお風呂の栓問題
スマートフォンで外から「お風呂を自動で沸かせます」というキャッチフレーズ。
このブログの読者であれば、これには大きな落とし穴が・・・。

そうです。「栓はどうするのか?」という問題です。
私達人間は簡単にこなせる「栓を排水の穴の位置に合わせて、最後にぐいっと押し込む。」という動作、これは機械にとっては超高難易度なことは容易に想像できますよね?^_^
「ガチできる技術者」の確保
最後にシュールな現実、人材の確保です。
もしも「火星に水が発見!これを抽出し、最後は完璧にぐいっと栓を閉めて、地球に帰還したい。ゴムパッキン、駆動系、通信系などの技術者募る!」
こんな人材をJAXAやNASAが募ったとしましょう。自身のエンジニアとしての名声のためにきっと多くの技術者が手を挙げるでしょう。中には「待遇は関係ない!」と思う人もいるかもしれません。

かたや「スマートホームを建てたい。お風呂は沸かせても栓問題に悩まされている。」
これは既知の悩みにも関わらず、このブログを書いている2026年2月現在、未だに解決されていません。
まとめ(行きつくところはロボット?)
スマートホーム。華やかですが、技術では解決できない課題が山盛りなのです。
だったらどうでしょう。スマートホームロボットの登場。最近のスマートロボットの進化は目まぐるしいものがあります。

ロボットの頭にカメラがついていて、利用者はそのカメラの画像をリアルタイムで見ながら「電気つけて」「お風呂沸かして」「カーテン開けて」「おばあちゃん(ペット)の様子をみにいって」と話しかけたりチャットで命令文を送信すると、ロボットは目的地まで歩いて、ボタンを押したり、おばあちゃんの様子をみていく。
この方が合理的で近い将来実現するかもしれません。


