テレワーク用のノートパソコンやシンクライアントをから、社内のあなたのデスクトップPCにリモートデスクトップを使ってアクセス。
この方法でテレワークを運用している会社は多くあります。この時の電源起動の課題について語りたいと思います。
【結論】
リモート・ウェイク。プロ(補助金補助対象製品)を使えば、この1台で理論上250台のPCの電源を投入することが可能です。
実は効率的な1人でPC2台で運用
経験のない人からすると想像しにくいですが、テレワークにおいて、PCを1人で2台持つ方法は実に効率がいいのです。なぜなら「・セキュリティー ・IT管理者の手間 ・ユーザーの手間」これらを全て両立ができるからです。
ノートパソコンを落とそうが、子供やペットにジュースをこぼされようが、肝心の会社のPCには一切影響はありません。盗まれてもデーターは空っぽ。結局この方法が安全なのです。
在宅用のノートパソコンは、最低限のスペックでOK!!
この運用方法の唯一の欠点!それは電源(泣)
そうなんです。この運用方法における唯一の欠点がパソコンの電源。
この方法で運用している会社に勤めている方であれば、下記の経験をした人は少なくないはずです。
↑この人あっています!そうです。電源の入れっぱなしは、おかしいのです。
電源入れっぱなしは良くない
単純に電気代が高いです。
その他、GPO(グループポリシー)の割り当てができない、セキュリティーパッチが当てられないなど、電源の入れっぱなしは、セキュリティのことを考えたらいろいろ問題があるのです。
社外からPCの電源をどうやって投入?
ではその問題どうやって解決するか!?
社外から社内のPCの電源を投入する方法はいろいろあります。
方法1. 会社に電話をして頼み込む
親しい人が間違いなく会社にいればいいですが、そうとも限りません。
苦手な人、怖い上司、「またですか・・。」って言われることも。
当然社内が無人の可能性もあります。
方法2.スイッチボット
スイッチボットは下記のYoutbeのサムネイルを見てのとおりで、説明は割愛します。
両面テープが剥がれたり、乾電池が切れたらアウトです。しかも1人1台は非効率です。
「趣向的な製品」というのが私の意見です。
両面テープが剥がれたり、電池が切れたら誰が交換するのでしょうか?
方法3. 他社製品を使って「社外からWOLを送信」!
WOL(Wake On LAN)とは、マジックオンパケットという電源を入れる命令を対象のPCに配信して電源を投入する手法。
社内なら簡単にできるのですが、社外からとなると、ハードルが上がります。
当社以外の製品の多くは、ルーターやFirewallに手を加えて、セキュリティーホールを開放する作業が必要なのです。
(当社調べ)
Remote Wake Proが解決!!
お待たせしました。当社が開発したRemote Wake Pro(リモート・ウェイク・プロ)。
(図をクリックすると同製品の専用サイトに飛びます)
セキュリティーホールを開けずに実現したのがこの機器の凄い所。
命令を引っ張ってくるから安全
他社の場合、WOLの命令を受動的に受けます。
それに対してRemote Wake Proは、それ用のパケットを能動的に引っ張ってくるのです。
皆さん、会社のWiFiにこっそり個人の携帯を接続している人がいたら、少し想像して下さい。
社内LANに接続しても、ポート開放は行っていないのに、家族からのLINEのメッセージはあなたのスマホに届きます。
実はこの時、あたの家族がメッセージを送信したのは、あなたのスマホに対してではなく、LINEのサーバーなのです。
あなたのスマホがLINEのサーバーに常時接続して、そこにメッセージが入ると「来た!」と能動的に引っ張ってきているのです。
Remote Wake Proはその動きとよく似ていると思って下さい。
だからポート開放は要らないのです。
大手企業や公共機関にも採用
Remote Wake Proは、この手法が評価され、大手企業や公的機関にも利用されております。
本機が使用するポートはOUTBOUNDだからです。
ポート開放は要りません。PROXYも通過します。
ポート開放の他、VPN、固定IP、DDNSも要らないのです。
(セキュリティーの高い会社の場合、本クラウドにアクセスする許可する設定をファイヤーウォール側に行う必要があります。)