CASES
導入事例

【世界初】桟橋の陸電パワーポストの停電をLINEで通知|安田造船所様(東京都大田区)

桟橋のパワースポットの電源をLINEで通知
設置 株式会社グリーンワークス
種類 工場
導入時期 2024年10月
ロケーション 東京都大田区

概要

当社が開発したIoTシステムが、マリン事業にも生かされたのでご紹介いたします。

【ご相談内容】
このインスタグラムをみました。
「陸電パワーポスト」という停泊中の船に給電する装置が桟橋に17機(合計72回路)設置されています。給電中、大雨などでパワーポストのブレーカーが落ちたときに、それをLINEで通知することができませんでしょうか?

【ご提案】
「GW-SHORT16(ショート16)」をご提案。
陸電パワーポストにパワーリレーを接続して、二次側をGW-SHORT16に接続。
無電圧接点の信号はLINE Notifyと連携し、予め会員サイトから設定した定型文がLINEで同社のご担当者に届くシステムに致しました。

今回はマリーナ内の陸電パワーポスト17台(全72回路)すべてにLINE通知を設定するリクエストでした。そのため1台で16ポートを制御できるGW-SHORT16の5台連結により、コントローラーもコンパクトにまとめることができました。当社のコントローラーの拡張性とITの技術のどちらも生かされた好例です。

【Line notify】
2025年3月に廃止。それまでにLINE APIに変更予定。

【使用機器】

【関連サイト】

YouTube

陸電パワーポスト

これが桟橋用の陸電パワーポスト。(パトロンパワー社:豪州)

ブレーカーが落ちるとLINE通知

陸電ポストに接続されたGW-SHORT16が無電圧接点を感知(または非感知)すると、「専用サイト」で設定した定型文がLINEで送信。

会員専用サイトで簡単設定

通知時の定型文をこの会員専用サイトで設定できます。チェックを外すと無視します。

電源供給部(船側)

船側の給電部分です。電源ポストから電気を受けます。

コントローラーがコチラ

72回路なのでGW-SHORT16は5台連結。連結できるのが強み!(本件では17機。4x17=72回路)

GW-SHORT16

「通称:ショート16」がこれ。パワーポストに接続されたパワーリレーからの無電圧接点を受けます。

システム構成図

GW-SHORT16は無電圧接点しか受けることができないため、パワーリレー(定格100V)をかますことで無電圧に変換。
その信号(無電圧接点)をGW-SHORT16がうけることで、LINE notifyを使ってメッセージを送信します。