VPNもポート転送も不要「Linked Online Service」販売開始
株式会社グリーンワークスは、2019年12月19日(木)、コマンドフュージョン専用クラウドサービス『Linked Online Service(LOS)』の提供を開始致しました。
LOSの最大の特徴は、インターネット環境に関係なく、iPhoneなどを使って外から宅内のコマンドフュージョンと接続を確立できる点です。マンションやオフィスでも外からリレー・JEM-Aなどの双方向通信の制御ができる画期的なシステムです。
(以下詳細)
当社の従来のサービス
マンションなどの集合住宅の場合、大もとの回線は共用部で管理していると、
コマンドフュージョンを使って外から操作することはできませんでした。(当社の場合)
LOSの場合
- 宅内ブリッジ⇒クラウドから届いたコマンドを、そのままコマンドフュージョンに転送する働きをします。
- クラウドの専用ディレクトリ:アプリからの命令を、そのまま宅内ブリッジに転送します。
宅内が当社のクラウドとトンネルをはります。iPhoneからの命令が上記2つの設定によりコマンドフュージョンそのまま伝えられる画期的な仕組みです。
(下の図の青・オレンジの矢印はトンネルの接続の向き。細いベージュの矢印はパケットの向きを表しています。)
宅内ブリッジからクラウドへセッションを接続。アウトバウンドなのでVPNやポート転送が要りません。
①宅内ブリッジがクラウドにトンネルをはります
②iPhoneがキャリア回線を使って「命令」を送信
③クラウドが宅内ブリッジに転送
④更に宅内ブリッジがCommandFusionに転送
- ポート転送不要!
- VPN不要!
- 固定IPアドレスは不要!
- ルーターはどのメーカー、どの機種でもOK!
- 広大な施設であればWiFiは使わずキャリア回線のみでOK。
LINE受信はポート転送不要、その原理を利用
皆さん自宅に居ながらスマートフォンにLINEなどのメッセージが届くのを経験したことがあると思います。その時、実はメッセージが届いているのではなく、スマホ(またはパソコン)がクラウド上のサーバーからメッセージを引っ張っているのです。だからルーターに何も準備しなくてもメッセージが届くのです。
本システムの宅内ブリッジはこれに近い動きをしています。
宅内ルーターは、引っ張った命令を更にコマンドフュージョンに転送するのです
実際の動画はコチラ
タイムラグが殆どないのがお分かり頂けますと幸いです。