とったらリモコンの「ON/OFF状態」をスマホで確認することは可能か?
とったらリモコンとアイリモコンを組み合わせて照明をコントロールしている方は多いかと思います。 どちらも手軽に導入できるからです。アイリモコンは外から制御できるため、この組み合わせなら外からも照明の操作が可能です。
ただ「とったらリモコン」の電源操作はトグルのため、外からなど見えない所から操作すると、どっちに切り替わったのが分かりません。
ではこの組み合わせで、照明のON/OFFの状態はどのように確認すれば宜しいのでしょうか。
方法1.「アイリモコンの照度センサーを使う」
アイリモコンには照度センサーがあります。その値をみることで、ついたor消えたを確認します。
デメリット
- タイムラグがある。
- カーテンが開いていたりすると、太陽光の値が反映されてしまう。
- 1部屋に複数の回路があると、どの回路の照度が反映されているか分からない。
とったらリモコン自体のいい点、悪い点も知っておきましょう。
方法2. コマンドフュージョンのIOポートを使う
IOポートで接点を感知する
コマンドフュージョンのIOポートはいろいろな機能があります。その中でも「隣り合った2つの端子が短絡したらアイコンを変える。」という手法を使います。
デメリット
- 配線工事が必要
確実ですが工事が必要
この方法は確実な前述のデメリットを全て克服しています。但し下の図のような工事を必要とします。
天井内に100Vのリレーを取り付け、その回路側をコマンドフュージョンのIOポートに配線します。
回路側(図の青)は無電圧なので、0.3mmなどの弱電用のケーブルで十分です。
最初からコマンドフュージョンを入れた方が確実
でもちょっと待って下さい。「上の図で青の2芯のケーブルの配線が可能。」であれば、下のスライドショーのようにCF Miniの内蔵リレーでパワーリレーを開閉させるのと、工事の手間は同じであるということを分かって下さい。
照明はリレーで制御した方が、安定で確実なのです。