2019年!!あえて考えるリモコンのメリット

リモコン操作

当社がオートメーションシステムに参入した10年前、「リモコン機能をiPhone/iPadに集約」というキャッチコピーは、タッチパネルが高価な当時では衝撃的な出来事でした。
「スマートフォン・タブレットがリモコン替わり」、これが定着になりそうな昨今ですが、果たしてそうでしょうか?

スマートフォン・タブレットを使った特徴

まずはスマートフォン又はタブレットをリモコンの替わりに使った時の特徴を挙げていきたいと思います。(以下まとめてスマホ又はスマホを使った操作、と表現します。)

特徴① 沢山のリモコンをまとめられる。

まず、沢山のリモコンを1つのアプリで操作できる、という点が最初に挙げられます。
リモコンのように電池の交換の手間もなければ、あれこれ持ち返る手間も要りません。
また、よく使うボタンだけを抜粋して、効率よく家電を操作することができます。

特徴② ワンタッチで複数の操作ができる

1つのボタンで複数の機器を次々に動かすこともスマホならではです。例えば下の「はい」を押すと、照明が暗くなって、スクリーンが降りて、プロジェクターの電源が投入・・・。
少し前までは夢のようなシステムでした。これも定番ですね!

特徴③ 外から操作

外からエアコンを操作するというのも、スマホならではのメリットです。

但し、外から操作できても、機器の状態が分からないでは、その利便性も半減以下です。このことについては後で説明します。

AIスピーカーの登場で”集中リモコン”のメリットに変化が・・・

いい事だらけのスマホを使った操作ですが、最近になってリモコンの良さも見直されるようになりました。
それを決定づけたのが、AIスピーカーを使ったオートメーションの登場です。

以下はホームシアター工房名古屋さんがインストールされた愛知県のMさん宅。
「OK Google ゲーム開始」と話すことで、プロジェクターや照明などの機器が、次々とセットアップしてくれます。

グリーンワークス- ホームオートメーション生活-導入事例) 愛知県 M様

このインタビューには私も同席させていただき、打ち合わせ一切無の一発撮りで行いました。Mさんは0:49の所で、

「Google Homeをメインに使用しています。」
「但し、細かい設定をするときはリモコンを使います。」
と答えており、Google Homeと旧来のリモコンとをうまく使い分けているのが分かります。提供する側も実に参考になったインタビューでもありました。
「音声操作は、ついた消えたの状態がアイコンで分からない。」という声もありそうですが、Mさんのように操作対象の機器を目で見える範囲に限定してしまえば、ハンズフリーが最大のメリットである音声操作は今後拡大するのは間違いありません。

リモコンのメリット

ではなぜMさんはリモコンを使うのか考えてみましょう。

スマホには絶対不可能な “押した感”がある

スマホがどれだけ発達しても、フラットである以上、旧来からあるリモコンのゴムの感触に勝てる時代が来ることはありません。

プニプニしたゴムにしかない感触だけでも、リモコンの圧勝といっていいでしょう。

「持った瞬間に必ず使える」というストレスフリー

更にリモコンの場合、「持ったその瞬間から使える。」という安心感があります。
当たり前なのですがスマホでは手に取った後も以下の手順が必要です。

  1. ホームボタンを押してスリープ解除
  2. パスワードを入力
  3. アプリを起動
  4. 使いたい機器の操作画面に移動
  5. ようやく使える
  6. (押しても反応無い場合、) WiFiの設定や発光器の向きの確認など・・・。

つまり、スマホを導入する場合、これらの手間を相殺してでも楽なものに限定しないと、

最初は使っていたけど・・・。やっぱりリモコンの方が楽だな。

ということになります。リモコンのトラブルはせいぜい「テレビの受光部分に何か置かれていた。」「電池が切れていた。」など、誰にでも分かる事です。
住宅のスマート化が進む一方、提供する側がそのことをよく考えないといけない時期に来ていると言ってもいいでしょう。

スマートフォン・タブレットのリモコン化は今が過渡期!!

あくまでも私の個人的な予想ですが、スマートフォン・タブレットの進化に限らず、今後リモコンが完全になくなるという時代はやって来ないと思っています。

まとめ

  • 一斉操作はAIスピーカー・タブレットの圧勝!!
  • 各機器の個別の細かい操作はリモコンで十分。
  • リモコンの数が一定以下であれば、スマートフォン・タブレットよりリモコンに軍配!!
  • 外からエアコンなど操作する場合、「状態」のフィードバックが無ければ意味が無い。
  • 「お出かけボタン」など物理スイッチとうまく併用させる。

当社はリモコンの良さともうまく付き合っていきたいと考えております。

 

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