照明のオートメーションで「フルカラー」や「JIMBO」が併用できない理由

裏技・裏ネタ

ねぇ。スマートフォンと壁スイッチのどちらからも照明を操作したい場合、グリーンワークスでは、a接点押しボタンスイッチを推奨しているのは分かったわ。

そう。下記のブログで以前紹介したよね。

スマホでも、ふつうの照明スイッチでも、どちらからも「ふつうの照明」を操作できる理由が凄すぎる!
照明操作はリレーを使うのがベストです。照明を入切するスイッチは必ず1つ!その1つをリレーにしましょう。

どうしてフルカラーやJIMBOはダメなの??

フルカラースイッチ

↑フルカラーはコスモと違い、「パチン!」と倒して照明を入切します。昔ながらのスイッチですが、直観的に使えるのが特徴です。

できない訳ではないんだけど・・・。やっぱり「できない。」って言った方がいいかな。

歯切れが悪いわ。どうしたの?

魔法でない限り不可能

まゆみさんはスマートフォンと壁スイッチ、両方を使って普通の電球を入切したいと言っています。
当然フルカラーやJIMBOには無線機能は付いていないので、この要望を叶える手段はありません。

結論:こんな魔法は存在しないから無理です

株式会社グリーンワークスからの正式な回答です。

上の図のような魔法はかけられない為、「フルカラースイッチ」「スマートフォン」、両方から照明をON/OFFできる、という方法は存在しません。

ちょっと・・。真剣に答えてよ。。。

 

いや。ふざけてないよ。
そもそも、まゆみさんのやりたい事が矛盾しているよ。

私のやりたいことが矛盾?
どういうこと?

「ふざけている。」と思われるといけないので、掘り下げて回答致します

「普通の電球をスマートフォンで照明を操作したい」
この要望を叶えるには、「スマートホンを使ってスイッチ又はスイッチと同等の機能を持ったものを制御する。」これ以外に方法はありません!!以下3つになります。

  1. コマンドフュージョン又はクレストロン等のホームオートメーション専用機でパワーリレーを開閉させる。
  2. アイリモコン又はNature Remoなどの赤外線発光装置と、パナソニックのとったらリモコンのようなリモコン受信スイッチを組み合わせる
  3. パナソニックのリンクモデルのような、スマホ対応のスイッチを採用する。

2、3においては、そのスイッチそがスマートホンに対応しているので、これをフルカラーを併用したい人はいないでしょう。問題は1のパワーリレーです。

スイッチ同士を繋げるのは、直列、並列、3路、の3つ

このブログでは、パワーリレーのことを以降「リレー」と呼びます。リレーとフルカラーを組み合わせる方法は次の3つのみ。

  1. 直列に接続
  2. 並列に接続
  3. 3路に接続

3において、今回の質問は「片切」というのが前提なので、ここでは割愛して別のブログで説明します。
直列、並列においては下の図の接続になります。

スイッチ同士「直列」に繋いだ場合

両方閉じないとONにならないという、なんともマヌケな使い方になります。

スイッチ同士「並列」に繋いだ場合

両方開かないと照明がOFFになってくれない、同じくマヌケな使い方になります。

再び結論:スマホとフルカラーの共存はありえへんのです

以上です。スマホとフルカラーの共存はありえへん、って分かってくれた?

 

ん~・・・・。言われてみたらそうだけど・・・。

なにか他に方法がありそうだわ。
さっき「できない訳ではない。」って言ったでしょ!

 

 

どうしても・・・。って言うのなら、唯一の方法を紹介するよ。

フルカラーは100Vを入切させるのではなく、コマンドフュージョンに対して無電圧の接点信号を送ったら可能になるよ。

 

やっぱり出来るんだ。最初から言ってよ!!

フルカラー又はJIMBOとスマートフォンを併用するにはこの接続方法

パワーリレーはスマートフォン専用のスイッチにします。そしてフルカラーはIOポートに接続。

この図見たことある・・・。あ!!分かったわ。

  1. スマホには、「ボタンを押したら、リレーの開閉を反転するように。」とプログラミング
  2. IOポートには、「接点を感知したら、リレーの開閉を反転するように。」と設定。

これでOKだわ!!下のブログと同じね!

スマホでも、ふつうの照明スイッチでも、どちらからも「ふつうの照明」を操作できる理由が凄すぎる!
照明操作はリレーを使うのがベストです。照明を入切するスイッチは必ず1つ!その1つをリレーにしましょう。

惜しい!

フルカラーが1度閉じたら、再びどうやって接点を送るの?
まさかパチン!って一度OFFにしてまたONにするの?それは不便じゃない?

本当だ!!それも変な使い方だわ!

教えるね。1,2に加えて、
3. IOポートに対して、「接点を感知しなくなったら、リレーを逆になるように。」
と設定を追加したら解決だよ。

 

なるほど!!これで、

1.スマホ上のボタンを押すと、ON/OFF反転
2.フルカラーが閉じても、ON/OFF反転
3.フルカラーが開いてもON/OFF反転
どれを操作しても、ON/OFFが反転するわ。思ったより簡単だったわ。めでたし!でもなんで冒頭に歯切れが悪かったの??

 

1つ致命的な欠点があることに気づかない??
フルカラーが下の写真の状態で、照明が今OFFだとするよ。
この先ちょっと頭で想像してみて。

 

フルカラーをONに倒したら、リレーが閉じるから照明はONになる。問題ないわ。
フルカラーは写真のOFFのままで、フルカラーでなく、スマホ側で操作したら照明はONになる。これも問題ないわ・・・。
あ!待って!この時スイッチの向きと実際のON/OFFの状態に矛盾が生じるわ!!

 

そう。それが致命的な欠点

 

確かに・・・。それは使いにくいわ。

だったらJIMBOのNKシリーズのように黒のONの印が無いものにすれば?

 

それもいいけど、スイッチがダブル(2個口)になると、両方OFFなのに上と下で向きが合ってない、ってこともありえるよ。だからお勧めしないんだ。

 

なるほど!!

フルカラーやJIMBOも技術的には使えなくはないけど2個口、3個口はお勧めしないのね!
2個口以上なら、パナソニックのコスモのような「押したら戻ってくるタイプ」にすれば、見た目がON/OFF同じなので矛盾はしないからね!!

 

だからグリーンワークスはa接点押しボタンスイッチを推奨してるんだよ。
コスモだと見た目も片切と同じでしょ?
そう。実際住宅でスイッチのメーカーがバラバラってことはないでしょ?
ちなみに実際の動画がコチラ。

 

照明をiPod Touchで入/切してみた。 パート2

本当だ。
0:22~0:43の間はスイッチと照明が合ってないわ。0:44の所でスマホ側から操作してつじつまが合った。
「スイッチをどちらかに倒した時にON/OFF反転」更に「スマホでもON/OFF反転」、両方満たしたい、ってこと自体が矛盾してるわ。
スマートフォンで照明を操作するって、本当に奥が深いわ。

最後に聞いてもいい?
だったら、なんでわざわざリレーなんか使うの??既製品でスマホ対応のものは沢山出てるわ。

 

下の図を見てごらん。僕はそれを相殺してもリレーが一番って思うよ。