DDNSを使ってホームオートメーション生活をより快適に

ネットワーク

クラウドを使わないホームオートメーションシステムを導入する際、可能であればそのルーターはDDNS対応のものをお勧めします。その理由は?

外から宅内LANにアクセスする”道しるべ”となるのがグローバルIPアドレス

ホームオートメーションアプリを使って外から家電を操作する場合、

①アプリはインターネットを経由して宅内のルーターにまず接続。
②ルーターがコマンドフュージョンに誘導。
③その結果アプリとコントローラーのセッションが確立
④ようやく家電を操作できる、
という流れを踏みます。(クリックすると図が拡大します。)

アプリはルーターのグローバルIPアドレスを頼りにたどり着く

IPアドレスには大きく分けて「プライベートIPアドレス」と呼ばれる”中”のIPアドレスと、「グローバルIPアドレス」と呼ばれるルーターの外のIPアドレスの2つがあることを覚えて下さい。
アプリがルーターにたどり着く理由は、プログラマーが事前にルーターのグローバルIPアドレスを仕込んでいるからです。

僕がアプリの中にグローバルIPアドレスを仕込むから、利用者は外から家電を操作できるんだよ。

 

 

グローバルIPアドレスは流動的

再起動するたびに変わるグローバルIPアドレス

ところがグローバルIPアドレスはルーターを再起動するたびに変わってしまいます。(例外もありますがココでは割愛。)
つまり停電などでルーターが再起動すると、外から家電を操作できなくなってしまいます。

じゃあ、ルーターを再起動するたびにプログラマーはアプリに入っているルーターのIPアドレスを変更するの?ユーザーもアプリを更新しないといけないみたいだし。
どちらも面倒じゃない??

 

DDNS対応のルーターを採用すれば、プログラマーは、グローバルIPアドレスではなくホストネームを指定します。だからIPアドレスが変わっても接続先は同じ所に指定しれやればOK!

DDNSを使えばIPアドレスが変わる問題はいっきに解決!!

僕もその方が作業が楽だよ!!

へー・・・。なんとなく分かったわ。

でもホストネームがどうやってIPアドレスに紐づくの?

ルーターのグローバルIPアドレスが変わった時のフロー

DDNS対応ルーターの場合、定期的に現時点のグローバルIPアドレスをそのDDNSサービスに通達します。そしてDDNSサービスが世界中のDNSサービスにIPアドレスが変わったことを知らせます。これによってアプリはルーターに辿り着く、という訳です。
(下の図はクリックすると拡大します)

 

ルーターがDDNSサービスに今のグローバルIPアドレスを通達するって訳なのね。

IPアドレスが変わった場合、それが世界中のDNSサーバーに反映するまで早いものだと5分もかからないよ。

まとめ – DDNSは作り手・使い手双方にメリットがあります

DDNSとホームオートメーションの関連性はご理解頂けましたでしょうか?
プログラマーはIPアドレスを管理しなくてもいいですし、ユーザーも固定IPなどの有料サービスに申し込む必要が無いなど、双方にとってのメリットがあります。

IP電話と併用する場合ルーターが限られてきます。なおDDNSの具体的な設定方法は各メーカーのサポートサービスまでお問い合わせ下さい。

DDNS + ヘアピン対応が実質最強

更にルーターがヘアピンNATにも対応していると、家の中にいても外からでも両方ホスト名を使って接続が可能です。
合わせてご覧ください。

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