CommandFusionの拡張性って?

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グリーンワークスが、CommandFusionに注目した大きな理由の一つが、「コントローラー拡張性の高さ」でした。今回は、オートメーションのコントローラーに求められる”拡張性”の高さがなぜ重要か、そして、LANBridgeとCF Miniが別々にラインナップされている理由についても説明したいと思います。

拡張ってそもそも何?

1台のコントローラーでコントロールできる機器には限界がある

どのコントローラーにも家電制御をするための※インターフェイスが用意されています。そして、コントローラー1台で制御できる家電には限りがあります。例えばCF Miniの場合、リレーx4、IOが4ポート、IRが4ポートが搭載されています。 システムのプランニング中に、以下の図のように家電をコントロールしたいけれど、状況によってエアコンを1台追加するためにインターフェイスが不足するということが起こります。

(※インターフェイスとは命令信号のこと。リレースイッチだったり赤外線がそれにあたります。インターフェイスを出す物理的な端子のことを”ポート”と呼びます。)

例えばエアコン2台目のポートが足りない時

状況によって制御したい機器のためのポートが不足することもあります。 状況によって制御したい機器のためのポートが不足することもあります。

拡張する方法は3つ

CommandFusionは主に次の3つの方法で拡張することができます。仕様や価格に合った方法を最適な構成を、グリーンワークスがご提案します。

方法1.DIN-MOD4を導入する

DIN-MOD4は基本的な仕様はCF Miniと同じですが、インターフェイスをカートリッジ式にすることで、カスタマイズを実現しています。例えばリレーだけが沢山必要になる場合、MOD-LRY8(8ポートリレーモジュール)を4個搭載すれば、リレー32ポートのリレー制御が可能になります。

DIN-MOD4

DIN-MOD4について詳しく見る

方法2.CF Linkで拡張する

CommandFusionのコントローラー同士、CF Linkインターフェイス同士配線することで、最大距離1.6km、最大238台までの拡張を実現しています。今は導入を見送っても、あらかじめCF Link用の予備配線を1本入れておくだけで、必要になった時に追加で導入が可能になります。

CF Linkを使って拡張

CF Linkについてメーカーサイトを見る(英文)

方法3.IPで拡張する(ネットワークで拡張)

もしも拡張先が離れていたり、事前にCF Linkのケーブルが敷設されてなかった場合でも、拡張先で同じネットワーク上のLANがあれば拡張が可能です。
(専用アドオンを使えば、既存のクレストロンとも拡張できます。詳しくは別のブログで紹介します。)

宅内LANを使って拡張

CF Link

CF Link

プログラマーにとってありがたいこと

コントローラーが増えてもプログラムが複雑になることが無い!

CommandFusion以外のオートメーションコントローラーの場合、コントローラーを拡張するほどプログラムが複雑になる傾向があります。 プログラムが複雑になると、ちょっとした修正・追加のはずが、現場での作業時間や手間が多く必要になります。 しかしCommandFusiondのプログラムは非常にシンプルなため、システムが拡張しても、この弊害が起こりにくい工夫が至る所にされています。

まとめ

LANBridge と CF Miniが別れている理由

ポートが足りない時(=CF Miniがもう1台必要になったとき)、まずCF Linkで拡張して下さい。CF Linkで拡張できればLANポートは必要ありません。CF Linkで拡張できない時にはじめてLANBridgeが必要になります。そのためLANBridgeとCF Miniが別れています。
LANBridgeの由来ですが、「LAN」~「CF Link」間のブリッジ、それでLANBridgeと付けられたのもうなずけます。

CF Link2

CommandFusion社のテスト室。DIN-MOD4を48台CF Linkで拡張。これでリレーポート1536個装着!! CommandFusion社のテスト室。DIN-MOD4を48台CF Linkで拡張。これでリレーポート1536個装着!!

制御系の配線を楽にするために、あえて分散させる

コントローラーをあえて分散させることによって、大量の制御系の配線をコントローラー1か所に一極集中する手間が要らなくなります。これは、配線工事の負担を減らせるだけでなく、断線のリスクが回避できるという大きなメリットがあります。大型プロジェクトになる程、その恩恵が実感できると思います。

1か所に配線すると、断線などのリスクもあります。しかし「分散型 (バス配線)」にすることで断線のリスクも軽減。配線工事の負担も大幅に軽減できます。 1か所に配線すると、断線などのリスクもあります。しかし「分散型 (バス配線)」にすることで断線のリスクも軽減。配線工事の負担も大幅に軽減できます。

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