赤外線学習リモコン装置には搭載できない「IOポート」って?

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コマンドフュージョンには「赤外線」「リレー」などの他に、「IOポート」というインターフェイスを持っています。IOポートはあまり聞き慣れない言葉かと思いますが、このIOポートがあるか無いかが、ネットで手に入る簡易版オートメーションとコマンドフュージョンを使ったオートメーションシステムとの一番の違いと言っていいでしょう。
IOポートを使いこなすことで、オートメーションの幅が一気に広がるのがこのブログで少しでもご理解頂けたら幸いです。

IOポートって?

例えばCF Miniには4つのIOポートが存在しています。一見ただの端子です。

よくみると、1つのIOポートに対して2つの端子があります。この隣り合った端子がくっつく事で何かアクションを起こします。

 

くっつくことを電気の世界では、「短絡する」と言います。

 

確かに「赤外線学習リモコン装置」だと確かにこの機能は無いわ。

つまりIOポートは家電を操作する、というより、むしろ受動的な役割を果たします。

IOポートはセンサー・ボタンなど、「短絡させるもの」と接続します。

IOポートは一般的にセンサーなどの「何かを感知したり状態が変わったときに、“IOポートの端子同士をくっつけさせるもの”と有線で接続します。
↓例えばセンサーの場合、

1.センサーが泥棒を感知すると、
2.センサーがCF MiniのIOポートを短絡
3.CF Miniがそれをトリガー(きっかけ)にしてアクションを起こす
という流れになります。

 

 

「新築か改装時しか導入できない。」て言ってる理由が分かったわ。

コマンドフュージョンを採用すれば有線で “変化”をガッチリ感知することができます。それによって、さまざまなことがアクションを起こすことができます。これが簡易版のオートメーション装置ではできません。

そのアクションは僕のようなプログラマーがセットアップするんだ。

アクションは「物理的」と「ソフト」の2種類

ではIOポートが接点を感知したとき、どういったアクションを起こすことができるでしょうか?
実行できるものは、「物理的なもの」と「ソフト的なもの」に分かれます。もちろん両方同時に実行することもできます。

1.物理的なアクション

CF Miniの「IR」「RS-232C」「リレー」といった他のポートを使って様々な家電を操作します。

もちろん赤外線リモコン以外のコントロールも任せて!

やはり赤外線操作が1番ですが、その次によく使われるのは、壁スイッチを使ってリレーを開閉させる組み合わせ。
主に照明の操作に使われます。後でこちらもご覧ください。
https://greenworksjp.com/bg/benefit-v1/

2.アイコンを変化させる

アプリLinked Player上のアイコンを変化させて、利用者に機器の状態を知らせます。

iPhoneでガレージのシャッター開閉

例えばお客様から「エアコンのON/OFF状態が分かるようにしたい。」という要望があれば、当社ではそのエアコンがONの時に短絡する機能があるかをメーカーに問い合わせます。

 

短絡する機能が無い場合はどうするの?

無い場合は、上にあるセンサーやリレーと組み合わせられないか調べます。エアコンの場合、成和防災社の “JEM-A制御アダプター”がよく使われます。

それも使えない場合は他の機種に変えて頂くこともあります。

 

3. メールやLINEで通知する

接点を感知したことをLINEやメールで通知することができます。

下記の動画では当社新大阪ショールームのテストの様子です。ドアに取り付けたセンサーが、ドアの開閉状態をLINEでリアルタイムで知らせてくれます。

IoT- ドアの開閉状態をLINEで通知

“センサーが有線でCF Miniに通達、それをアイコンやLINEで通知する。”
これが簡易版オートメーションと当社との一番の違いです。
だから新築時でないと導入できません。

4. 動画を再生

プラレールが「手作りのセンサー」を踏んづけると、IOポートが短絡する、という仕組みを作りました。

プラレール トーマスがテレビの中を通過する!! 1of2

応用すれば

・センサーごとにそれぞれの動画を再生 (それがコチラ)
・エアコンがついたら、動画を再生
・エアコンが停止したら、動画も停止
・温度がX度になったら、動画を再生
といったこともできます。詳しくは別のブログで紹介します。

まとめ

「スマートホンで〇〇を操作しました!」
「音声で〇〇を操作しました!」
これらは絵的にインパクトがあるため広告にしやすい材料になります。確かに当社もそれに乗っかっている部分もあります。
しかしIOポートはセンサーなどとガッチリ有線で接続するため、使い方によってはスマートホンや音声操作以上の安心感を与えます。しかも「くっついた」「離れた」の単純な信号なので、誤作動が殆どありません。

可能性は無限大

最後まで読んで頂いてありがとうございます。
下記の構成図は、コマンドフュージョンのIOポートを使ったほんの一例です。皆さんのアイデアや今後登場してくるセンサー次第で一気に可能性が広がるでしょう。

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