とったらリモコンの「ON/OFF状態」をスマホで確認する工事

“Panasonicとったらリモコン”は、リモコンでスイッチ回路をON/OFFできるスイッチ。
個人の方が学習リモコンを使って楽しんだり、クレストロンやアイリモコンと併用することでスマートフォンからも簡単に照明をON/OFFできるのが特徴です。

しかし「ついた?」「消えた?」を確認しながら操作できないと、スマホで使うメリットは半減します。
本ブログではオートメーションシステムに「とったらリモコン」を採用した際、そのON/OFF状態をスマホ上で確認する方法を紹介します。

この方法は、Panasonic社のとったらリモコンの保証外の使い方となります。

1.「アイリモコン」 + 「とったらリモコン」では不可能です。

冒頭からガッカリさせるようでもう少し訳ありません。アイリモコンととったらリモコンを使って照明を入り切りするシステムでは、今どっちに変わったかを知る方法はありません。
CF miniのような「感知したものをアイコンで変えることのできる装置」を使わないとできません。以下CF Miniを使った方法を紹介させて頂きます。

工事1-リレーを取り付けます

(工事1)
照明と並列にリレーを取り付けます。リレーはコイル側がAC100Vのものを選んで下さい。
(工事1)
照明と並列にリレーを取り付けます。リレーはコイル側がAC100Vのものを選んで下さい。

工事2-リレーからIOポートまで配線

IOポートはいろいろ機能があります。この場合「接点感知」に使います。

(工事2)
リレーの二次側をIOポートに接続します。これで照明がONの時はIOポートは無電圧接点を感知します。
(工事2)
リレーの二次側をIOポートに接続します。これで照明がONの時はIOポートは無電圧接点を感知します。

2.GUI DesignerでiPhoneの押し釦を作ろう

上の図から、照明がONになると、コントローラーのIOポートは無電圧接点を必ず感知します。
その特性を利用します。

アプリLinked Playerの操作画面はこう作る!!

画面作成ソフトGUI Designerでは次のように仕込みます。

“IOポートがが無電圧接点を感知している間、アイコンを変化させる。”とプログラミング。
(プログラムの詳細はここでは割愛します。)

ここでは操作するボタンと同じボタンをアクティブにさせています。
詳細はパートナートレーニングで説明します。
ここでは操作するボタンと同じボタンをアクティブにさせています。
詳細はパートナートレーニングで説明します。

3.実際に動かしてみよう

実際にそのボタンを押した時のプロセスを紹介します。(クリックでスライドショー開始)

これでスマートから「操作」かつ「状態確認」の両立ができました。

4.まとめ

結局の所新築・改装工事時以外は難しい

「ついた・消えた」をスマホ上に反映させるには、

  1. 別途パワーリレー
  2. パワーリレーからの接点を感知できるコントローラー
  3. それ用の配線工事

ということはご理解頂けたでしょうか?
しかも赤外線発光器でとったらリモコンを制御するとなると、

  • 発光器の設置位置は本当に大丈夫か?
  • カーテンが赤外線信号を遮ったりしないか
  • 蛍光灯等の照明のフリッカーと干渉しないか。
  • 制御したい照明の回路数や容量を満たしているか?(とったらリモコンは仕様上3回路まで)

など、いろいろ懸念事項が出てきます。
だったら、パワーリレーを接点感知には使わず、いっそのこと照明の電源ON/OFFに使った方が賢明といえるでしょう。

スマホで照明操作
通常の工事と少しだけ配線が異なりますが、上の懸念事項はすべてクリアできます。この方法は別途ブログに書きたいと思います。

当社が推奨する照明操作の動画

パワーリレーを使って照明を入り切りさせます。

1. パワーリレーを使って照明操作

iPhoneと壁スイッチ、どちらから操作しても「ON/OFF」の反転を繰り返します。かつON/OFF状態はアイコンに反映されます。

2-スマートフォンで照明操作 (施工手順)

工務店・ハウスメーカー・ビル管理会社向け